今回からパリ旅行の四日目です。次の日は帰国日で朝から シャルル・ド・ゴール空港 へ向かうので、事実上パリ観光の最終日になります。
この日は朝食後に宿泊しているホテルの隣のショッピングセンターでお土産用の缶詰ハーブティーを物色してから出掛けました。
何時もの様にガリエーニ駅からメトロ-3号線に乗り、メトロ-9号線に乗り換えてジャスマン駅で下車。イヴェット通りからジャスマン通りに入り、1~2分歩きます。
ジャスマン通りとアンリ・エーヌ通りの交差点の建物
パリの建物の妻壁は、こんな感じの石積みの外壁が多いです。
交差点を右折しアンリ・エーヌ通りを北に2分程進みます。
アンリ・エーヌ通り沿いに建つ何棟かのアパートメントの玄関には、アール・ヌーボー風にデザインされた鉄と硝子の庇が施されています。
ドクター・ブランシュ通りとのT字路迄進み左折すると
直ぐに ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸の在る路地が在ります。
路地を入ると、数十メートル先の路地の奥に ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸が見えて来ます。
ラ・ロッシュ - ジャンヌレ 邸
コルビジュエの友人であり銀行家であった ラウル・ラ・ロッシュ氏 と コルビジュエの兄、音楽家の アルベール・ジャンヌレ氏 の2棟の邸宅からなる建物です。
L字型の奥の部分が ラ・ロッシュ邸 。1階の2つ並ぶ灰色のガレージ扉の真ん中より手前が ジャンヌレ邸 で、現在は建物を管理している コルビジュエ財団の事務所と資料室となっています。
設計者 : ル・コルビジュエ
建築年 : 1923年
所在地 : パリ市 16区
ラ・ロッシュ邸
有料で内部の見学は可能なのですが、この日はあいにく非公開日だったので見学することは出来ませんでした。
大きな窓が在る入り隅部は、2層吹き抜けの玄関ホール。
向かって左側の局面壁の部分には絵画ギャラリーになっています。
玄関を見る。
内部の画像はは手持ちの資料から
絵画ギャラリー
局面壁に沿って設けられた斜路が、この空間を特徴づけています。
1階部には、近代建築の五原則の一つである ピロティー も見られます。
ジャンヌレ邸
この後はアール・ヌーボーの ギマール館 へ向かいます。