ユニテ・ダビタシオン の実物大再現模型の見学の2回目です。
前回では、玄関を入って直ぐ左側に在るキッチンはとばして、LDKスペースのうちのリビングとダイニングスペースを紹介しました。今回は同じフロアーのキッチンから紹介します。
奥に3口の電気コンロが見えます。
L型のシステムキッチンかと思いましが、変形のコの字型の様です。
シンクと吊戸棚との間隔が少し狭すぎる気もしますが、コンパクトで使い易そうなお洒落なキッチンです。
階段を上って寝室の並ぶプライベートスペースへ
スチールと木を組み合わせた緩やかでモダンな階段は ジャン・プルーベ が設計したものです。
階段の見下げ
2回階段を上ったところからホールを見る。
廊下の左側壁面収納
奥に見える青い扉は2部屋並ぶ細長い平面の子供部屋。茶色い引戸は物入。右端の白い扉はトイレです。
2室並んだ子供部屋。左右対称の間取りの筈ですが、先ずは向かって左側の部屋へ入ってみましょう。
子供部屋は引戸で繋がっています。
子供部屋のバルコニー
コンクリートのカウンターには色とりどりのタイルがランダムに埋め込まれていました。
バルコニー腰壁の外視
各子供部屋の入口の直ぐ横には洗面器が設置されています。
最後に主寝室を見学します。主寝室はリビング・ダイニングスペースの上部吹き抜け空間に面しています。
モダンデザインの家具が良い感じですね。
手摺カウンター越しに
吹抜けを見下げる。
主寝室に付属するバスルーム
結構永居をしてしまいましたが、他に見学者もなくて、ゆっくりじっくりと ユニテ・ダビタシオン を満喫することが出来て大満足です。もし、もう一度フランスを訪れる機会があれば、本物の マルセイユのユニテ・ダビタシオン を見学したいと思います。
最後にモディロールと記念撮影をしてみましたが、体系のせいでしょう。土俵入りにしか見えません。