シャイヨー宮 ある 建築・文化財博物館 の見学を終え、メトロを乗り継ぎ午後一で予約してある ルーヴル美術館 のへ向かいます。
トロカテロ駅からメトロ-9号線に乗り、フランクリン・ディー・ルーズベルト駅でメトロ-1号線に乗り換え、パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル駅で下車します。
前日は昼食を抜かして為に、夕方バテてしまいました。午後のルーヴルは巨大な美術館なので、館内を相当距離歩く事になるので、栄養補給と休憩の為に昼食を抜く事は考えられません。店を選んでいると迷って時間が掛かりそうなので、前日に友人に場所を教えてもらったラーメン屋に入ることにしました。
メトロの駅を出て パレ・ロワイヤル 前の広場からサントノーレ通りのメトロの出入口を見る。
広場に面して シャンヌ・ダルク のレリーフが施された建物が在り、その建物がお目当てのラーメン店の ヒグマ です。お世辞にも、とても美味しいラーメンとは言えませんが、異国で食べるラーメンとしては、まあ及第点はあげられると思います。
思ったよりも空いていてすんなり入店出来き、食べ慣れたラーメンを食べたのでおかげで、食事の時間が短くて済んだの事で、予約した時間迄には30分以上余裕が有ったので、ルーヴル美術館 の周りをぶらぶらしようとガルーゼル広場へ向いしました。
カルーゼルの凱旋門
皇帝になったナポレオンは、パリを自分好みの古代ローマ帝国風にしようと改造に着手します。その象徴として造られたのが 凱旋門 です。1805年にアアウステルリッツでオーストリア・ロシア連合軍を破った翌年に、ルーヴル宮 の前庭に建てさせたのが、この カルーゼル凱旋門 です。
頂上の馬像はワーテルローの戦の後にイタリアに返却されますが、1808年の建設時にはイタリア遠征の際に略奪した太陽の戦車を引く「黄金の馬」4頭が飾られていました。
現在の像が置かれたのは1828年です。
大きさは 高さ19メートル、巾23メートル、奥行7.3メートルあります。 中央のアーチの高さは6.4メートル、両脇の小さなアーチの高さは4.3メートルです。前後に4本ずつ設置されたコリント式のオーダー柱は花崗岩で造られています。
ローマの コンスタンティヌスの凱旋門 を思わせる カルーゼルの凱旋門 ですが、 ナポレオンが思っていたものよりも、かなり小さかった事が不満で、もっと大きな凱旋門の建設を命じて造られたのが エトワール凱旋門 です。
カルーゼルの凱旋門の前を通り過ぎ、カルーゼル広場をセーヌ川側の門から出て
キャルーゼル橋 の袂から隣に架かる ロワイヤル橋 を見る。後ろには オルセー美術館 も見えています。
セーヌ川沿いを暫く散策したいところですが、それ程時間が無いので再び門を潜ってカルーゼル広場に戻ります。
カルーゼル広場から硝子のピラミッド越しに ルーヴル美術館 を撮る。
風が強かったので髪の毛がボサボサです。