本当ならメイン・エントランスであるガラスのピラミッドからナポレオン・ホールに下りて入館したかったのですが、ミュージアム・パスかチケットがある場合は、リヴォリ通り側のパッサージュ・リシュリューの入口を利用すれば、比較的スムースに入館出来るとの情報があったので、パッサージュ・リシュリューの入口から入館します。
全く並ばなかった訳ではありませんが、事前の情報通りスムースに入館出来ました。上下はパッサージュ・リシュリューの入口の通路からガラス越しにピュジェの中庭を写したもの。
ナポレオン・ホールからガラスのピラミッドを見上げる。さあ、いよいよここから入館します。
ルーヴル美術館で特に人気がある「モナリザ」「ミロのビーナス」「サモトラケのニケ」は、ドゥノン翼に展示しているので、そちらは混んでいると予想されます。そこで、先ずは人が少ないと思われる、通路からも見えたリシュリュー翼のマルリーの中庭をへ向かいました。ピュジェの中庭
ついさっき写真を撮った通路の真下に出て来たようです。マルリーの中庭
ピュジェの中庭と同じレベルに在る中庭です。かつてはコンコルド広場に置かれていたギョーム・クストー作の騎馬像がの他、多くの彫像が並んでいます。
混みあっていないリシュリュー翼の半地下と1階レベル、ピュジェの中庭とマルリーの中庭をゆったりと見学し、同じリシュリュー翼の2階へ上がります。
ナポレオン三世の居室
ここも空いているのではないかと予想してました。ナポレオン三世が暮らした部屋は、1989年までは大蔵省の一部として使用され、1993年から一般公開されています。なんとも長いテーブルと豪華なシャンデリアです。
優優美な螺旋階段
とにかくシャンデリアが沢山あるこの部屋の中で、このシャンデリアが一番大きいのでは?
シャンデリアの他には、天井廻りの豪華な装飾と天井画
扉と似た雰囲気の椅子のデザインも目を引きます。
階段を下りて古代オリエントエリアへ
階段室のシャンデリア
床の大理石
古代オリエントエリアでは、巨大な人頭有翼の牡牛像が迎えてくれます。
アッシリアのサルゴン二世が建てさせたコンサバート宮殿の入口にで宮殿を敵から守っていたものです。
古代オリエントエリアに来た、一番の目当てはハンムラビ法典碑 です。
昔、世田谷美術館でも見たことがありるので、二十数年ぶりの再会です。