杉並区が行っている、
令和2年度 低炭素化推進機器等導入助成制度
( エコ住宅促進助成 ) について紹介します。
杉並区では、二酸化炭素排出が無い、あるいは少ないエネルギー機器である、太陽エネルギー利用機器、定置用蓄電池、省エネルギー機器、省エネルギー住宅、雨水タンクに対して導入経費を助成しています。
この助成金は、エネルギーの使用効率を高めると共に、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量を減らすことで、持続可能な社会の実現を目的としたものです。
※令和2年度の申請は、令和2年10月27日に、既に予算額に達したため申請受付を終了しています。但し令和3年度にも同様の助成を行うと予想されますので、下記の内容を参考に、準備して頂ければと思います。
■ 助成内容
・導入前に申請することが条件です。
・下記に示す各機器等につき、1回助成が受けられます。
・同一年度において、同一申請者の助成限度額は30万円です。
🔹対象機器と金額 (限度額があるもの)
機 器 補助額(千円未満は切り捨て) 限度額
太陽光発電システム 4万円×モジュール最大出力(kw) 12万円
強制循環式ソーラーシステム 2万円×熱集熱器の面積(㎡) 6万円
自然循環式太陽熱温水器 1万円×熱集熱器の面積(㎡) 2万円
定置用リチウムイオン蓄電池 1万円×蓄電容量(kwh) 8万円
🔹対象機器と金額 (定額のもの)
機 器 金 額
エコキュート 5万円
エネファーム 5万円
🔹省エネ改修
種 類 補助金(千円未満は切り捨て) 限度額
高日射反射率塗装 千円 × 塗布面積(㎡) 15万円
窓断熱改修 下表の補助金額のとおり 15万円
🔹雨水利用
種 類 補助金(千円未満は切り捨て) 限度額
雨水タンク 本体価格×1/2 2万円
🔹窓断熱改修の補助金額
改修方法 面 積 補助額(千円未満は切り捨て)
ガラス交換 大(1.4以上) 1枚当たり4,000円
中(0.8以上1.4未満) 1枚当たり2,500円
小(0.1以上0.8未満) 1枚当たり1,500円
内窓の設置 大(2.8以上) 1箇所当たり10,000円
外窓の交換 中(1.6以上2.8未満) 1箇所当たり7,000円
小(0.2以上1.6未満) 1箇所当たり4,000円
ドアの交換 大(1.8以上) 1箇所当たり12,500円
小(1.0以上1.8未満) 1箇所当たり10,000円
引戸の交換 大(3.0以上) 1箇所当たり12,500円
小(1.0以上3.0未満) 1箇所当たり10,000円
■ 申請の要件
杉並区内の建物に、これから対象機器等を導入する予定で、下記に該当する方。
・助成対象機器等に係る部分の工事施工 ( 雨水タンクは購入 ) 2週間前で、新品であること、またリースでないこと。
・助成金対象一覧の導入要件を満たしていること。
・申請者が、契約者及び支払者 ( さらに太陽光の場合は電力契約者 ) であること。
・令和3年3月19日までに完了報告に必要な書類がすべて提出できること。
・同一申請者につき、同一種類の対象機器等については1回に限り申請可能です。
・過去に同一種類で本助成金を受けていないこと。 ( 耐用期間を過ぎている方は除く )
・対象機器等は、耐用期間適正管理すること。
・省エネルギー住宅のメニューは、杉並区内の既存住宅に導入すること。
■ 対象者
1.杉並区内建物に対象機器等を導入する杉並区民の方。
・杉並区外にお住まいの方で、これから杉並区民になる方。
・賃貸住宅を所有する方を含む
2.杉並区内に所有する店舗や事業所に対象機器等を導入する杉並区内の中小企業者(法人、個人事業主)。ただし、申請時に代表者が杉並区内に居住している場合に限る。
3.杉並区内建物の共同住宅の共有部分に対象機器等を導入する管理組合または管理者。
4.杉並区内に所有する建物に、対象機器等を導入する医療法人、社会福祉法人、学校法人。
5.杉並区内に所有する建物に、対象機器等を導入する町会・自治会、商店街組合等。
■ 受付期間
令和2年10月27日に、既に予算額に達したため申請受付を終了しています。
※上記の内容を含め「申請手続きの流れ」「必要書類」等、詳しくは杉並区のH.P ⇒《 こちら 》 をご覧のうえ、熟読の上申請手続きを行ってください。