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アクトデザイン凛太郎のブログ

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大阪散策 -Ⅰ 村野藤吾氏設計の建物 「梅田換気塔」「大阪歌舞伎座」「浪速組本社ビル」

今回の大阪行きは、建物探訪が目的ではなく、観光でも仕事でもない私用による大阪行きです。

かと言って折角の大阪行きなので、通り道近辺だけにはなりますが、大阪の名建築やレトロな建物を見ずに帰る訳には行きません。

朝早く のぞみ で東京を出発し、昼前には新大阪に到着。

難波から南海本線に乗る為に先ずは梅田へ。難波へ行くにはJR環状線を利用する手もありますが、梅田で地下鉄御堂筋線に乗り換えるのが最短です。

梅田での乗り換えを利用して、ちょっとだけ寄り道です。

15010427531406-1.jpg

梅田換気塔

設計者 / 村野・森建築事務所(村野藤吾)

建築年 / 1963年 

所在地 / 大阪市北区曾根崎2丁目

大阪市地下街ホワイティ梅田の為に建てられた換気施設で、大阪駅前のランドマーク的なオブジェと言う事です。学生時代から村野ファンだったので、分厚い品集を2冊所有していますが、そのどちらにも載ってい建物なので、今回の大阪訪問の前に、大阪を中心に活躍した村野氏の建物で、見学出来る物はないかと検索して、たまたま見付けることが出来たのです。15010428644157-1.jpgシルバーメタリックな外装と、村野さんのデザインらしい地面から這い出た様な自由曲線を駆使した近未来的なデザインは、東京オリンピックの前年で、高度成長期真下に大阪の中心地梅田のランドマークとして、相応しくも驚きをもって受け入れられたのではないかと思われます。pa293254-1.jpg今では超高層ビルの足元に生える、キノコの様に見えなくもありませんが、宇宙的で未来的な印象は今でも健在です。

南海本線沿線での私用を済ませ、帰り道で住吉大社にも立ち寄りましたが、そちらの紹介は次回に回すとして、難波駅近くの大阪新歌舞伎座跡地へ。15010440821297-1.jpgホテルロイヤルクラシック大阪

設計者 / 隈研吾

建築年 / 2019年

所在地 / 大阪市中央区難波4丁目

1958年に 村野藤吾 氏の設計で建てられた 大阪新歌舞伎座 は2015年に解体され、2019年に旧建物の意匠を継承した レプリカ・ファサード保存 ととでも言えば良いのでしょうか? 結婚式場とホテルの複合施設に生まれ変わりました。

以下の画像は解体直前の2012年に大阪に来た時に撮影した 大阪新歌舞伎座 の画像です。img_2032-1.jpg大阪新歌舞伎座

設計者 / 村野・森建築事務所(村野藤吾)

建築年 / 1958年

所在地 / 大阪市中央区難波4丁目

ご覧様に一目見ただけで歌舞伎座と分かる目を引くデザイン。img_2034-1.jpgimg_2036-1.jpgしかし以前には連続唐破風のデザインは前例がなく、斬新なものだったそうです。内装の華やかデザインも合せて村野氏の真骨頂と言ってもよいデザインの建物です。

難波から戎橋商店街を歩き、道頓堀川を渡りって10分ほどのバーやスナックが建ち並ぶ裏道に、もう一棟の初めて見る村野藤吾氏設計の建物が在るのです。

15010445011427.jpg浪花組本社ビル

設計者 / 村野・森建築事務所(村野藤吾)

建築年 / 1964年

所在地 / 大阪市中央区東心斎橋2丁目

pa293366-1.jpgこの建物も今回の大阪訪問の直前に、検索して知りました。この建物も私の所有している写真集には年表にさえ記載がありません。浪花組とは1922年創業の左官業社です。浪花組は村野建築の左官工事に多く関わっていますが、クライアントでもありました。社長の中川氏は数寄屋造の自邸、経営に関わっていた心斎橋プランタン、各地の本支店など、生涯に8つの建物を村野氏に依頼したそうです。

pa293369-1.jpg何とも特徴的なファサードデザインの建物です。

一歩間違えると「ダサい!」とか「なんだこれ?」と言われかねないデザインです。

pa293368-1.jpgpa293370-1.jpgこの建物も宇宙的なデザイン?

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  1. 2021/11/03(水) 09:22:00|
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