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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

目黒散策-Ⅲ 目黒区役所 ( 旧千代田生命本社ビル ) Ⅲ

目黒通りを散策した後、山手通りを北上。途中 鈴木エドワード の設計した ウエッブ ( バルビゾン43番館 ) を横目にして中目黒へ向かいます。
中目黒へ来れば 村野藤吾 設計 の 目黒区役所 に寄らない訳にはいきません。
目黒区役所 は1966年に故 村野藤吾 氏が、千代田生命保険本社ビル として設計したもので、2003年からは 目黒区役所 として利用されています。
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保険会社の本社ビルとしても、これほど長い車寄せの在る建物は珍しいのでは?
この日は土曜日だったので、建物の中に入れるか心配でしたが、区役所の業務は行っていませんでしたが、ホールやロビーには入ることが出来ました。
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エントランスホール ( 入口から北側の本館側を見る )
土曜で人が居なくて、かえってラッキーだったかもしれません。
写真が趣味でセミプロの様な活動をしている娘に、このホールと階段を見せたかったのです。
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エントランスホール ( 見返し )
床は薄いベージュ、壁は白い大理石貼り。トップライト以外には装飾の無い天井も白。
区役所のエントランスホールとしてはいささか似つかわしくない、何とも緊張感漂う空間です。
中目黒駅からのアプローチが良いのは北側の裏口の様な出入口なので、平日でも私が来館した時は、何時もこんな感じだった気もします。
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中庭側の壁際には水盤があり、大理石の多角中柱が並びます。

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この美しい トップライト も見ものです。
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村野さんと言えば、日生劇場新高輪プリンス-飛天の間箱根プリンス-ホール 等、アコヤガイ を施した キラキラと光る天井 が思い出されますが、このトップライト周りは一つ一つ異なるデザインの  モザイクタイル貼り
吸い込まれてしまいそうですね。
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上部からの外光だけでなく、下からの間接照明で光らせているいる筈です。

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エントランスホール と 本館 の境部分に設置された、美しい 色ガラスブロック の衝立の様な袖壁。

エントランスホールを通り抜けると、ここでも 村野建築 の真骨頂を体感する事が出来ます。
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村野さんのデザインした階段は、どれも特徴的で美しいものが多く知られていますが、この階段の美しさは特別です。
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曲線の優雅さには一目で魅了されてしまいます。
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軽々と宙を浮くように感じさせるのは、最下段が床から浮いて見せるデザインになっているから。
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無機質で面白みのなデザインになり成がちな金属階段にも拘らず、金属の特性である シャープ ( 細 )さと 自由曲線 を極限まで生かした、唯一無二の階段ではないかと思ってます。
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裏から見ても美しい
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設計者 / 村野藤吾 ( 村野・森建築事務所 )
建築年 / 1966年 ( 昭和41年 ) 
所在地 / 東京都目黒区目黒2-19-18

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ルーバーの役目も果たす アルミキャスト製の面格子 もこの建物を特徴付ける要素でしょう。
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中庭の池に浮かぶような和室も見たかったのですが、妻と娘が全く興味を示さなかったので諦めました。
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回廊
アルミキャストの面格子 と建物本体間に出来たバルコニー状の空間。
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  1. 2022/12/27(火) 10:08:00|
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