環翠楼 に宿泊したのは2012年12月以来、2回目となります。
10年前にも沢山撮影し、かなり詳しく紹介していますが、素晴らしい建に接すると、撮影せずにはいられないのは、建築好きの性の様です。
環翠楼 は箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗り替え、1駅目の塔ノ沢駅から数分歩くか、箱根湯本駅からバスかタクシーを利用しても10分足らず距離です。
先ずは外観から
箱根駅伝でもおなじみの国道一号線と早川の交わる好立地です。
国道一号側は交通量が多いことが気になりますが
エントランスは日本の木柱に支えられた入母屋屋根。
頭部にはむくりが、軒先には僅かに反りが見られます。
繊細な軒先の造りの割には、鬼飾りは重々しい感じがします。
以前の記事は ⇒ 【 こちら 】
早川側の風景は、国道の騒がしさを早川の流れの音がかき消してくれて、まるで別世界です。
樹木に隠れて外観が上手く撮れなかったので、環翠楼 のパンフレットから
国道一号側の棟と奥の棟では屋根の色と形状が異なっているのが分かります。
航空写真で見るとこんな感じです。
以前の記事は ⇒ 【 こちら 】
早川とは反対側の西側から見た屋根
どちらも銅板葺きなのではないかと思いますが、奥の棟は緑青が現れています。
緑青の屋根の方が少し繊細さを感じます。
銅は錆で赤や赤褐色になる事もありますが、ペイントなのかもしれません。
次回は早川の風景と早川側からの近景を紹介します。
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