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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

日光散策7 輪王寺・大猷院 ④ 唐門、拝殿・本殿、皇嘉門

輪王寺・大猷院 の四回目は、いよいよ 唐門 から 拝殿・本殿、皇嘉門 のエリアに入ります。
パンフ1

拝殿 の内部は見学は出来ますが撮影は禁止、勿論 本殿 の内部は非公開です。
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唐門
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この写真だと、門と言うよりも、お堂の入口の様に見えます。
唐門 + 袖塀 と後ろの  拝殿・相の間・本殿 とは、一体の建物ではありません。
袖塀 は 正面だけでなく、拝殿・相の間・本殿 の四方を、ぐるりと囲んでいます。
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ここまで見て来た3つの門と比べると、小さな門と言えますが、一段と精密な彫刻と惜しみなく使われた 金の透かし彫り飾り が輝く 黄金の門 です。
金の材質や加工技術は 東照宮 を超えるとも言われているそうです。

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創建年 / 1653年 ( 承応2年 )
様式・型式 / 二脚門
屋根 / 向唐門唐破風付
重要文化財 ( 1908年指定 )

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豪華な金細工の合間に施された繊細な彫刻。
軒の直ぐ下には左右に鶴。マグサの上には白い竜の彫刻が飾られています

唐門 を入った所で靴を脱ぎ、拝殿 で参拝出来ます。
パンフ2
拝殿 内の撮影は禁止来なので、パンフレットから

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拝殿 正面の軒を伸ばした 向拝 を横から見る
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拝殿 横の 皇嘉門 へ続く通路

創建年 / 1653年 ( 承応2年 )
様式・型式 / 権現造り
屋根 / 向唐門唐破風付
重要文化財 ( 1908年指定 )

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拝殿 出角部の彫刻 
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寺社建築 で良く見る 周り縁 ( お堂周りの外廊下の部分 ) は、通常は束立ですが、ここ 輪王寺・大猷院 では 斗組 ( ますぐみ ) で支えられています。
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通路を進み、相の間本殿 を見る
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本殿三間四方、屋根の下にもう一段の屋根を設ける 一重もこし付禅宗様仏殿風建築 です。
立面図1
学生時代に買った手持ちの資料に、立面図が載っていました。

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通路の突き当りの右の門を出ると 皇嘉門
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通路の右側の木塀は、唐門 両脇から繋がる 袖塀 の続きです。
袖塀 の内側は、装飾も着彩い地味な仕上げです。
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突き当りから、通路を見返す。
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この門の正面が、いよいよ 皇嘉門 です。

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皇嘉門
皇嘉門 三代将軍徳川家光 の墓所である 大猷院 奥院 への入口。
中国明朝建築 竜宮造り で、別名 竜宮門 とも言われています。
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p1011455-1.jpg  

創建年 / 1653年 ( 承応2年 )
様式・型式 / 竜宮造り、楼門造り
屋根 / 銅板葺き 切妻屋根
重要文化財 ( 1908年指定 )

パンフ3
入口でもらったパンフレットの表紙

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奥院 も非公開なので、ここから引き返します。
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通って来た通路ではなく、袖塀 の外側の通路を通って 唐門 前に戻ります。
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袖塀 は本堂側とは打って変わって、彫刻 や着彩で飾られています。
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夜叉門唐門 の間の、沢山の燈籠が並ぶ広場に戻って来ました。
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唐門 の前と
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夜叉門 の前での記念撮影もお忘れなく。

※ 「日光 輪王寺 大猷院 」の関連の記事の説明文は、「日光東照宮・御朱印」「Wikipedia」「建築史-オーム社」「みんなの一人旅【世界遺産】日光山輪王寺:大猷院の見所徹底ガイド」等を参考にさせて頂きました。
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  1. 2023/05/11(木) 16:00:00|
  2. 建物探訪
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コメント

日光ナンバー

新しく日光ナンバー、来年出来ます。
デザインも楽しみですね。
東照宮かなぁー。
  1. 2023/05/17(水) 01:53:46 |
  2. URL |
  3. ルーネスノヘヤヴスキ・マルコフ・オレグサンドロヴィチ #/1ztqa4g
  4. [ 編集]

日光ナンバー

新しく日光ナンバー、来年出来ます。
デザインも楽しみですね。
東照宮かなぁー。
  1. 2023/05/17(水) 01:54:39 |
  2. URL |
  3. ルーネスノヘヤヴスキ・マルコフ・オレグサンドロヴィチ #/1ztqa4g
  4. [ 編集]

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