①表門
東照宮拝観券受付所 でチケットを購入し、最初の階段を登って 表門 へ
日光東照宮 表門 は、神社にも関わらず 仁王像 が護っています。
その為、創建当時は 仁王門 と呼ばれていたそうです。
「神仏分離令」により、明治4年に一時 輪王寺大猷院 に移されていましたが、明治30年に戻されています。
1636年 ( 元和3年 ) に三代将軍の 徳川家光 が行なった 東照宮再建 の際に建てられました。
阿形 ( 向かって右側 )
吽形 ( 向かって左側 )
境内側は 唐獅子 が護っています。
創建年 / 1636年 ( 元和3年 )
様式・型式 / 八脚門
屋根 / 銅瓦葺き-切妻屋根 ( 反り有り )
重要文化財 ( 1908年指定 )
阿形の唐獅子 ( 向かって右側 )
吽形の唐獅子 ( 向かって左側 )
表門 の四角を護るのは聖獣 獏。
通路の四隅にも 金色に塗られた 獏
獏 は邪気を祓い、邪気を食べる聖獣と言われています。
軒の上の白っぽい動物の彫刻は ヒョウ。
花の様な彫刻は 牡丹 でしょうか?
表門 を潜って直ぐ左側には、赤い木塀に沿って燈籠が並んでいます。
①表門 を潜って右側には ②下神庫、正面には ③中神庫 、中神庫 の左隣には ④上神庫 が並びます。
3棟の 神庫 を総称して 三神庫 と呼ばれています。
神社の宝物を納める為の倉庫で、通常は 宝物殿 と呼ばれる建物。
②下神庫
下神庫 は工事中でシートが掛かっていたのでストリトビューから
創建年 / 1635年頃 ( 寛永12年頃 )
様式・型式 / 校倉造、一重
屋根 / 銅瓦葺き-切妻屋根 ( 反り有り )
重要文化材 ( 1908年指定 )
向かって左側が ③中神庫 、右側が ②下神庫
この画像もストリートビューから
向かって左側が ④上神庫 、右側が ③中神庫
③中神庫
創建年 / 1635年頃 ( 寛永12年頃 )
様式・型式 / 校倉造、一重、向拝付
屋根 / 銅瓦葺き-入母屋屋根 ( 反り有り )
重要文化材 ( 1908年指定 )
④上神庫 の左に 銅鳥居 と 輪蔵 が見えます。
中紳庫 は 入母屋屋根 ですが、この 上神庫 と 下神庫 は 切妻屋根。
上神庫 のこの面だけが、参道に面して 妻面 を見せた配置となり、派手な装飾が施されています。
葵の御門 の施された金色の 破風 や 下魚 も鮮やかですが、狩野探幽 が下絵を描いた向かい合う二頭の像の彫刻は 想像の像 と呼ばれ、三猿 や 眠り猫 と共に 東照宮 の見所の一つです。
このアングルだと、2個目の階段の上に 鼓楼 と僅かに 陽明門 も
石階段の上に 陽明門 と 鐘楼 が見えます。
上神庫 右奥が 中神庫
上神庫 の妻部詳細
上神庫
創建年 / 1635年頃 ( 寛永12年頃 )
様式・型式 / 校倉造、一重、向拝付
屋根 / 銅瓦葺き-切妻屋根 ( 反り有り )
重要文化材 ( 1908年指定 )
三神庫 は 外壁を木材を井桁に組んで積み上げて造る 東大寺-正倉院 に代表される 校倉造 で建てられています。
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