アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

川越の看板建築 ?

今日紹介する川越の看板建築の写真も、最近のものではなく、3年ほど前の夏に、川場に行った帰りに川越に立ち寄った時に、撮影したものです。

僕は新婚当時のサラリーマン時代に、川越の近くの上福岡に住んでいた事があり、長女も川越の病院で生まれたので、川越は懐かしく、思い出の有るところなのです。

川越の看板建築2
川越には洋風建築看板建築が多く残っていますが、この田中屋仲町店(旧桜井商店)のデザインは特に重厚で、「近代建築散策」によると、竣工も1915年なので、本来震災復興期の建築である、看板建築の範疇から、外れるのかも知れません。
しかし、2階部分の3連のアーチ窓や、イオニア式の2本の付柱は、一見本格的なものに見えますが、柱の縦溝が途中で無くなっていたり、エンタプチャ(柱と屋根の間の梁の部分)ーがコーニス(軒蛇腹)だけに省略され、柱頭部分が直接コーニスデンティル(歯飾り)を支えていたり、屋根から分離したペディメントのデザインもユニークで、可愛らしくさえ感じます。
\田中屋頂部

1階部分の付柱のデザインは、どことなく和風な感じで、石灯籠のようにも見えますね。
田中屋1階柱
決まり事に囚われない、この自由なデザインを見ると、やはり田中屋看板建築だと思いたくなります。

川越の看板建築1
隣にも、イオニア式の列柱のある、3階建ての建物が在ります。
こちらはイオニア式のオーダーに近く、柱が3つの水平帯に分かれたアーキトレーブを支えています。
近代建築散策」によると、この建物は旧山吉デパートで設計者は保岡勝也、竣工は1936年です。
構造も鉄筋コンクリート造と言う事なので、やはり看板建築の範疇からは外れています。
川越の看板建築二棟
旧山吉デパートは、この時、既に使われている様子はなかったので、今も残っているか心配です。

川越の看板建築3
この建物のオレンジ色の壁面は、後から吹付けたものではないでしょうか?
3階のバルコニーの腰壁や屋根のデザインが面白い建物です。

川越の看板建築4
この建物には、目立った装飾はありませんが、シンプルなデザインの銅板葺きの看板建築とは言えるでしょう。

スナック零-2

スナック零-1
この写真は20年近く前の写真で、喜多院の近くの建物です。
とても面白いデザインの建物で、特に3階部分のデザインは、洋風なのか和風なのか、それとも東洋風?
パプ・スナック零は残念ながら、3年前には見つけられませんでした。たぶん、取り壊されたのだと思います。

川越には、まだ沢山の看板建築洋風建築が今も残っているはずです。
勿論、有名な時の鐘喜多院蔵の街並みも在るので、近いうちに、また建物を探訪しに行きたいと思います。

この写真はおまけの写真です。
渋谷の看板建築1.
この建物は原宿と渋谷の間の、明治通り沿いで見つけました。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/02/21(木) 17:25:16|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

街中にこんな建物があるとなんだかうれしいですよね
田中屋さんは何のお店ですか?

川越は探検しがいがある街なんですね
行ってみた~い

  1. 2008/02/23(土) 12:43:38 |
  2. URL |
  3. sally #hy9433ho
  4. [ 編集]

sallyさんへ

田中屋さんは、たぶん喫茶店だと思います。
川越は蔵の街としての方が有名で、田中屋さんの周りにも
沢山の蔵の建物があります。
新宿や池袋から電車で1時間も掛らないところなので、是非行ってみてください。
秋の川越祭も盛大で見ものですよ。
  1. 2008/02/26(火) 13:02:58 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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