実は、僕の趣味と言うか好きなものは「猫」と「建築」の他に「格闘技」と「映画」鑑賞なのです。
特に学生の頃に柔道は少しだけやっていた事もあり、昨日・一昨日は真剣にテレビを見てしまいました。
五輪3連覇のかかった野村選手が準決勝で敗れてしまったのは残念ですが、いつまでも野村に頼っているようでは、逆に日本柔道の将来が心配です。
女子48キロ級では、決勝で山岸絵美選手に敗れた谷亮子選手が五輪代表に選ばれました。
決勝までの谷選手の試合内容は、32歳の年齢を感じさせない動きの良さと、経験を生かした試合運びの上手さも見ていただけに、決勝での敗戦は驚きましたが、山岸選手の狙いすましたような切れのいい巴投げと、ポイントで山岸選手にリードを許した谷選手が、足技を仕掛けたところを見事に返した返し技での二つの有効は、谷選手の反応が少しでも遅れれば、一本や技ありになってもおかしくないもので、決勝での谷選手は完敗と言ってもいい内容でした。
試合後の選考発表で、五輪出場を逃した山岸が本当に気の毒です。
男子のもう一つの注目は100キロ超級です。
決勝で正田選手を見事な内股で破った井上康生が優勝しましたが、その内容が心配です。
決勝以外の二試合では、得意の内股の殆んどが不発に終る僅差での判定勝ち。
特にライバルの棟田選手との準決勝での優勢勝ちは、棟田選手の指が井上選手の袖に入っての、反則指導でのポイントによるもので、試合内容も五分と言うよりは、棟田選手の圧力に井上選手が後退する場面が印象に残っています。
テレビでは決勝での見事な内股のシーンばかりが何度も流されていますが、相手の正田選手は井上選手と同じ綜合警備保障の所属で同期、しかも今まで一度も井上選手に勝った事はないとか。
組み手もまるで稽古中の様な背筋を伸ばした綺麗なもので、国際試合ではあのような組み手はまずありえません。
正々堂々と戦ってのものとは言え、決勝以外では、繰り出す技の殆んどが、相手に見られてかわされているだけに、本当に国際試合で通用するのか疑問が残る内容でした。
井上選手の復活を期待する半面、棟田選手の安定感と最近での国際試合での実績を考えると、やはり昨日の大会では代表者は決められないでしょう。
今回の大会を怪我で欠場した石井選手を含めた三つ巴で、今月末の全日本選手権での優勝者が北京五輪の代表に選ばれる可能性がますます高くなったようです。
「がんばれ井上!! 」 「負けるな棟田!!」






