アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

青の洋館

この写真を撮影したのは今年の4月初め。
仕事で世田谷区役所へ行った帰り、通りなれた豪徳寺近くを自転車で走行中、ふと覗き込んだ路地の奥に、偶然この青い建物を見つけました。

青い洋館① 青い洋館③
こんな特徴的な建物に何故今まで気が付かなかったのか不思議に思いましたが、路地の入口に在った家が取り壊され、いつも通る道からの視線が開けた為に、見付ける事ができたのでしょう。

      青い洋館②
青く塗られた下見板張り外壁の鮮やかさを、軒下部分の白い漆喰がいっそう際立たせています。
青い外壁と共に、縦長の上げ下げ窓が、洋館らしさをかもし出します。
映画で見る戦前の小学校は、こんな感じのデザインではなかったでしょうか?

青い洋館④
道路から見る限り、プランはL字型のほぼ総2階建て、軒の出の少ない寄棟屋根の住宅です。
表札からも現役の住宅なのが分かります。
少しでも永く、この場所で、この姿で残っていてくれることを期待します。


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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/08/04(月) 12:06:13|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメント

尾崎行雄の旧宅ですね。
後妻のテオドラさんの為に麻布に建てたもので、明治40年頃の建築です。
ストリートビューで見る限りまだ残っているようなので今度見に行きたいと思います。
ありがとうございました。
  1. 2014/01/29(水) 12:43:13 |
  2. URL |
  3. es #-
  4. [ 編集]

esさんへ

コメントありがとうございます。
世田谷区役所に行く時に、この建物の近くを通ります。
半年くらい前にもちゃんと残っていました。
貴重な情報をありがとうございました。
  1. 2014/01/30(木) 16:43:30 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

明治38年

こんにちは、ごむです。
尾崎行雄が東京市長就任後、明治38年にセオドラさんと再婚し麻布に新築した住宅です。
設計者は不明です。

麻布で尾崎のご近所さんだった岡田哲蔵という英文学者が、昭和8年にこの洋館を買い取って豪徳寺に移築しました。
岡田さんの子孫は代々学者で、現在も住んでおられます。

二階を借りているのは、写真家の島尾伸三さんの家族です。娘さんが生まれた昭和53年からずっと住んでらっしゃいます。
島尾さんの写真集「生活」や「まほちゃん」で室内を見ることができます。天井高が3mもあるそうです。
  1. 2015/11/12(木) 13:05:32 |
  2. URL |
  3. ごむ #-
  4. [ 編集]

ごむさんへ

貴重な情報をありがとうございます。
明治期の建物は殆ど残っていない東京で、明治38年築の個人邸が残っているのは、珍しいと思います。
隣の住宅と比べると、確かに天井高が高そうですね。
  1. 2015/11/12(木) 23:49:56 |
  2. URL |
  3. 凛太朗 #-
  4. [ 編集]

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