6月初め頃から始まった解体工事は、その後もどんどん進み


7月には公団標準仕様の1号館
戦後の日本建築界をリードした前川國男氏が設計し、一番竣工時の姿に近かった22号館は基礎の一部を残すのみとなり


17、18、19号館址もすっかり更地になってしまいました。

解体を待つばかりの16号館も前川タイプ
竣工当時の2階窓の手摺が残っているのは、恐らく16号棟だけでしょう。
同時期に前川氏が設計した公団阿佐ヶ谷団地とも、手摺のデザインは違います。

竣工当時の玄関扉が残っているのも16号館だけかもしれません。
最後に写真が撮れて、ラッキーでした。
通り掛るごとに、解体工事が進む第一団地ですが、1棟だけ?どうも事情が異なるようなのです。

これは8月初めに撮影した、15号館の写真です。
もともと、一番状態が綺麗だった15号館ですが、内部をリフォームしている様子です。


そしてこれが、9月下旬の写真。
外壁の塗替えも終わり、リフォーム工事も完了したようです。
この後、入居が終ったかは確認していませんが、他棟の解体工事が進む中、15号館を待ち受ける運命は・・・?
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