延床面積が371㎡もある旧猪股邸ですが、木造(一部RC)造平屋建てなので、道路からは殆んど建物を見る事は出来ません。
見事な生垣と門を見るだけでも、その気品は伝わってきます。
待合のある門を潜ります。
高級料亭でもここまでのアプローチは希かも知れないですね
(高級料亭には行った事はありませんが・・・)
石段を上がると、驚くほど小さな玄関の開口が見えてきます。
玄関から門の方向を見る。
建物の中に入る前に、庭に回って見ましょう。
猪股邸には二箇所の茶室があります。道雲庵は庭園に面して設けられ、玄関からも渡り廊下を通って直接行けるので、接客用の茶室だと思います。
赤松をはじめとして多くの樹木が植えられ、スギゴケも植えられた日本庭園は、当初庭士の造った庭園を猪股氏自らが自分流に造り直させたと言う事です。
猪股邸は見所が沢山なので2回に分けて紹介します。次回は内部を見ていただきます。
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