アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

黒沢ビル

堺屋酒店と同じ道沿いで、徒歩で1分と離れていない場所に黒沢ビルは在ります

黒沢ビル外観②

黒沢ビル外観①

一見、見過ごしてしまいそうな建物ではありますが、団栗を縦に切ったような形の、3階の庇は実に面白いデザインです
階段室の窓と思われる、尖頭アーチの窓も、良く見ると団栗のシルエットに見えなくもありません

1階には乱形の割石が張られていますが、ガレージの屋根を支える、ぶっきらぼうな鉄骨のおかげで、あまり目立ちません

屋上の樹木も大木なので、かなりの量の土がのせられていると思われますが、この当時から、屋上緑化が行われていたんですね

黒沢ビルエントランス①
近代建築散歩でも、設計者は不詳になっていますが、竣工は1931年と記されています
この時期、上の写真様に、乱形の割石を張った建物は、珍しいのではないでしょうか

庇を支える鉄骨トラスのおかげで、せっかくのアーチも目立ちません

アーチの奥(風除室の前後)には、欄間部分にステンドグラスが施された、2つのエントランス扉が見えます

黒沢ビルエントランス②
ポーチ風除室の床には、モザイクタイルが貼られています
白いタイルで現されたジグザグのデザインは、ややイスラム風? それとも中国風でしょうか?
   
      黒沢ビルエントランス③
近代建築散歩によると、このステンドグラスは、この建物の当時の持ち主の実兄で、国立科学博物館慶応義塾図書館旧館ステンドグラスを製作した小川三知が製作したものです

      黒沢ビル階段
この時は気が付きませんでしたが、改めて写真で見ると、床の仕上げは、リフォームされた塩ビシートのようにも見えます

      黒沢ビル階段手摺
      でも、階段手摺の親柱は、なかなかの風格です
      石に見えるところは、ジントギ仕上げでしょうか?
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/07/10(金) 15:00:32|
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