アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

徴古館

徴古館は1909年(明治39年)に農業館と同じく片山東熊の設計により建てられました。
完成後は私立博物館として開館し、1911年(明治44年)伊勢神宮へ奉納され、和洋折衷農業館とは趣を異にし、ベルサイユ宮殿を模した前庭を持つルネッサンス式西洋建築で、同じく片山東熊の設計した東京国立博物館の表慶館同様、正面中央にドームを配した高い屋根を持つ鉄筋コンクリート造の平屋建てでした。
中央奥には貴賓室が配され、皇族などの要人が神宮に参拝するときの休息場所として利用されました。 

徴古館遠景① 

しかし、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)7月にアメリカ軍の空襲により炎上し、建物は外壁を残すのみとなり、収蔵品の大部分は焼失してしまいます。

徴古館正面

1953年(昭和28年)の第59回神宮式年遷宮を記念し、石造りの外壁だけが残った状態から徴古館は修復されましたが、ドームと貴賓室は再現されず、新館を増築、平屋から2階建てにするなどの変更が加えられました。
何となく、取って付けたようにも見える切り妻部分は増築だったんですね。

      徴古館左翼
      出入り口や

徴古館窓回り装飾詳細
窓などの開口部周りの装飾は、昔のままだと思います。

徴古館の外観は増築部分と思われる部分が、少々取って付けた様な感じが否めなかったことが残念で、内部の装飾も戦時の焼失で失われてしまったのか、ほとんど見るべきものはありませんでしたが、展示内容はとても充実したものだと思います。
その充実した展示物を見るのに時間をとりすぎたために、時間切れで農業館へは入館出来ない時間になってしまいました。
スポンサーサイト

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/10/03(土) 09:00:00|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sumainoact.blog58.fc2.com/tb.php/699-7b9e225b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad