アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

スパイラル

青山通りにも、沢山のお洒落なビルが建ち並んでいますが、まず最初に紹介したい建物が槇文彦氏設計のスパイラルです。

スパイラル

      スパイラル見上げ

竣工はバブルが始まる1985年。
今にして思えば、1983年竣工の磯崎新氏設計のつくばセンタービルの完成により、すでにピークを迎えていたポストモダン建築に対し、槇さんの洗練されたデザインと研ぎ澄まされた細部にわたるディティールは、ポストモダンに押され気味で、ぶの悪かったモダニズム建築の究極の姿なのではないでしょうか。
洗練された槇さんのデザインは、若い優秀な建築家達の憧れでもあり、多くの建築家や大手ゼネコンの設計部がさの手法を真似ようとしましたが、簡単には本家越えとはいかなかったようです。

若き建築家達が槇さんに憧れた理由は、槇さんの紳士な風貌にもある気がします。
一般人の抱く建築家像がどんなものかは良くは分かりませんが、槇さんのイメージは、テレビやマスコミに露出の多い安藤忠雄さんや、故黒川記章さんとは全く違う、英国紳士といった印象です。
東大卒業のエリート建築家と言う点では黒川さんと同じなのでしょうが、作風と同様に御自身達の風貌やキャラクターにも、大きな違いがあるのです。何と言っても、黒川さんのキャラクターは強烈で面白過ぎましたからね。
講演会やパーティーの場で、槇さんのスピーチを聞いたことがありますが、その真摯な人柄と理路整然とした話しくちには、流石と思うばかりでした。


スパイラルは、今でも写真撮影禁止の立て札があったので、残念ながら内部の写真はありません。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2009/12/05(土) 11:07:04|
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