アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

西郊ロッヂング

一週間ほど前の天気の良い日
昼休みを少し長めにとり、自転車で荻窪を散策しました。
私が街歩き(建物探訪)の参考にさせてもらっている、本やホームページは幾つかあるのですが、その中の一つに「静かな街の古い洋館巡り」と言うホームページがあり、荻窪の古い建物を何軒か紹介してるのです。
荻窪は私の住んでいる千歳烏山からは、自転車でも30分と掛らない近所ですので、新宿から中央線に乗って通り過ぎたり、車では環八を利用するときに、すぐ近くを走ったりはするのですが、荻窪の街をゆっくり散策した経験は、今まで一度もなかったので「静かな街の古い洋館巡り」で紹介されている幾つかの古い建物を、是非に訪れてみたいと思っていました。
それに今までの経験上、古い建物を訪れたいと思った場合は、機会を先延ばしにしていると、いつの間にか取り壊されてしまうと言う苦い思いを、何度も味わっています。

今回目指した主な建物は駅の近くの「西郊ロッヂング」と言う旅館と「荻窪歯科診療所」の二棟です。
他にも何軒かのめぼしい建物は在りましたが、公園内で保存されている洋館だったり、教会だったり、駅から離れた住宅街の洋館だったりなので、取り壊される可能性は低いと判断しました。
駅の近くの場合は、固定資産是等も高いので、取り壊してビルやマンションに建て替えられる可能性が高まりまります。

まずは西郊ロッヂング

西郊ロッヂング①
良かった、ちゃんと在りました「西郊ロッヂング」

西郊ロッヂング②
西郊ロッヂングと書かれた金文字と、ちらっとだけ見える銅板葺きのドーム屋根が目を引く建物です。

西郊ロッヂング③

西郊ロッヂング④
玄関扉と横の丸窓のデザインも素晴らしい

西郊ロッヂング⑤
道路に面する窓は、見たことの無い菱形です。

「静かな街の古い洋館巡り」には、この建物の詳しい情報は載っていないので、他にも検索してみると「現代遺構百景」に詳しくこの建物の経緯が載っているのを見付けました。
詳しくはそちらをご覧いただきたいのですが、かいつまんで説明すると
この建物は1931年(昭和6年)に賄い付きの高級下宿として建てられました。最初の写真の特徴的なドーム部分は6年後(1937年)の増築されています。
戦後1948年に下宿屋から旅館西郷に用途変更され、現在でもこの建物の隣の別棟で営業は続けられています。
2000年からは再び住居用(アパート)として使用され、現在に至っています。

残念ながら設計者は不明です。
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/04/21(水) 14:51:15|
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