アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

東京大同生命ビル

日本橋の交差点から永代通りの茅場町方向を見ると、黒川紀章設計の東京大同生命ビルが見えます。

    大同生命①
永代通り側には全く窓は有りませんが、建物を南北に貫くようにスリットが設けられています。
グラウンドレベルに視線を落とすと、洞窟の入口ような開口があります。

    大同生命②
その洞窟の入口ような開口を覗いてみると、そこは単なるエントランスホール前に設けられた、ポーチのような空間があるのではなく、建物の裏の通りまで通り抜けられる抜け道のような通路になっています。

大同生命③
コリドール(廊下・回廊・通路などの意)と名付けられた半公共空間には、写真左にあるようなガラス張りの小部屋が並んでいて、その一つ一つが各々小さな店舗かオフィスとして使われています。
ネールサロンやジュエリーショップが営業するには最適な場所だと思いましたが、御覧の通り人通りが全くなく、ガラスの小部屋も空き部屋が目立ちました。

    大同生命④
スリットの下には水路が設けられ、かつては水を循環させていたそうですが、現在は石象が飾られています。

東京大同生命ビルの竣工は1978年です。
築後30年以上経った現在からみても、半公共空間を積極的に取り入れたアイディは、どこへ行ってもガラス張りのビルばかりの最近のオフィス建築と比べ、よっぽど新鮮に感じられます。
にもかかわらず、活気がなく何となく寂れたような印象を受けるのは何故なのでしょうか?

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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/07/01(木) 21:51:42|
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