
昭和通りを一本築地側に入った木挽町中通り沿いで見つけたこの建物は、てっきり老舗の造り酒屋だと思いましたが、ネットで検索してみると、現役の居酒屋「酒蔵 秩父錦」だと分かりました。

周りをコンクリートのビルで囲まながらも、静かに昔ながらの味と伝統を守り続ける頑固な蔵元のイメージにぴったりのこの建物ですが、夜になると毎晩満員御礼の活気溢れる居酒屋に変身します。

( 撮影 / 2010・5・7 )
それにしても、三方を見事に囲まれて、井戸の底のようになっちゃってますね。
ネットでは「古風な店構えの居酒屋」として店を紹介する記事ばかりで、建物の経歴を紹介する記事は見つけられませんでした。
色々なブログでも紹介されている店内の雰囲気は、まるで戦前の日本の居酒屋(銀座のイメージではないかな・・・)にタイムスリップしたような、今では映画の中でしか見られないものでしょう。今度行くときには、夜の大人の時間に訪れてみたいと思います。
酒蔵秩父錦のすぐ近くで、こんな3階建の木造建物も見付けました。

( 撮影 / 2010・5・7 )
恐らくは銅板葺きの外壁だったと思われますが、今は茶色くペイントされています。
看板から寿司店なのは分かりますが、テントの痛み具合から想像するに、現役の寿司店ではなさそうです。
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