アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

改造社書店

銀座5丁目の昭和通り沿い、歌舞伎座の在る三原橋交差点からすぐ見える場所に、こんなよく見るととても不思議な建物が建っています。

    改造社書店ビル①
  一見すると、色の違う似たような規模の建物が並んでいるように見えますが

    改造社書店ビル②
正面から見るとよく分かりますが、2棟の建物ではなく、右と左で仕上げが違うんです。

改造社書店ビル④

    改造社書店ビル③
左側の装飾有りの部分と、右側の装飾無しの部分の分かれ目が、ちょうど真ん中ではなく、装飾が真ん中より少し右側に入り込んでいます。
どの様な経緯でこのような不思議な建物が出来てしまったのかは分かりませんが、竣工後に左半分にだけ装飾を施したとは考え難いので、

A 何らかの理由で建設中に右半分の装飾とタイルを取止めたか?
B 何らかの理由で竣工後に右半分の装飾とタイルをそぎ落としたか?

上記のどちらかの理由が考えられます。
右側は窓がアルミサッシに取り換えられているので、リフォーム時に「装飾とタイルをそぎ落とした」が有力でしょうか・・・?

      改造社書店ビル⑤
エントランスホールも覗いてみましたが、残念ながら階段手摺の親柱はありませんでした。

改造社書店ビル⑥( 撮影 / 2010・5・7 )
それでも、腰壁に貼られたスクラッチタイルや階段の100角タイルには昭和レトロを感じます。


近代建築散歩には、この建物の名称は改造社書店とあり、1930年前後の竣工で設計者は不明です。


               
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/07/08(木) 09:51:40|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:4

コメント

本当に見れば見るほど不思議な建物ですね
どういう経緯でこうなったのか、気になるところです
100角タイルもいい味出してますね♪
廃盤になった公団サイズ(75角)タイルと並び、昭和の古きよき時代を感じます。
  1. 2010/07/08(木) 22:00:23 |
  2. URL |
  3. でれすけ #-
  4. [ 編集]

でれすけさんへ

本当に不思議な建物ですよね。
でも同じような半分づつ仕上げが違う建物は本郷にもあるんですよ。
近いうちに紹介出来ると思いますので、お楽しみに。
  1. 2010/07/09(金) 00:18:21 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

おはようございます

前を通ってるはずですが気が付いてませんね
離れて遠めで眺めないと、まず分からないです
よく見ると屋上へは左側からしか上れず中央で仕切られてるので右側へは行けない
言われないと気が付かない面白い建物です
  1. 2010/07/10(土) 07:02:48 |
  2. URL |
  3. 106 #-
  4. [ 編集]

106 #- さんへ

町を歩いていて偶然面白い建物を見付けるのが、建物探訪の醍醐味ですが、この建物は「近代建築散歩」を読んで知りました。
知らずに歩いていると、見過ごして終いかねない建物だと思います。
改めて屋上の写真を良く見ると、緑のネットフェンスで仕切られているのが分かります。
  1. 2010/07/10(土) 09:53:00 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

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