アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

内子キネマ ( 旧旭館 )

内子の町並み保存地区は「木蝋と白壁の町」をキャッチフレーズに、思ったよりもきちんと町並みの保存・再生が行われていました。

意外なほど沢山の土壁の住宅や商店や蔵が建ち並んでいましたが、通りを外れた路地の奥に、この日一番の掘り出し物を見付けました。

内子キネマ①

今では廃墟か倉庫になってしまっているようですが、六角形の塔屋と緩やかな曲線を帯びたフォルムが、何とも言えない味わいを感じさせてくれる不思議な建物です。

内子キネマ②
( 撮影 / 2008・1・5 )

内子キネマと言う名前から、元は映画館だと思われますが、ネットで検索してみても、内子キネマについての記載は全く見つけられません。

2年前に訪れた時には、周りの建物が保存・再生されているにも関わらず、内子キネマには保存の手が差し伸べられている様子はありませんでした。

もし内子か松山の方がこのブログをご覧になっていたら、そしてまだ内子キネマが解体されていなかったなら、なんとか内子キネマ内子座を再生させた時のように、保存し再生して下さいますようお願いいたします。
他所では見る事の出来ない、独特でそして大らかなデザインの内子キネマには、その価値があると思うのです。

P.S
むさこさんからの情報で、この建物は1925年( 大正15年 )の竣工の旧旭館と言う館銘だったことが分かりました。内子キネマと言う名前では検索してもヒットするものはありませんでしたが、旭館で検索してみると、いくつかのブログで紹介されています。
旭館は内子座と人気を二分するほど時期もあったようですが、昭和40年代に閉館、以後近年まで放置されていたようです。

        

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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/07/17(土) 00:00:34|
  2. 建物探訪
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

コメント

こんばんは~

連投失礼致します。

こちらは大変な逸品ですね~。
もう、意味不明ですが「チョコトルテ」です!!!ニテマセンカ
映画館や劇場というのは、ナイス物件が
未だ残っているところ多いようですね。
わたくしの郷里の山形にも「シネマ旭」という
閉館はしてしまいましたが、素晴らしい映画館が
まだ残っております。

劇場で一番見てみたい物件は「三函座」です。
  1. 2010/07/25(日) 20:52:41 |
  2. URL |
  3. 芋太 #cYq3zJsc
  4. [ 編集]

芋太さんへ

≫意味不明ですが「チョコトルテ」です!!!ニテマセンカ
確かにこのシルエットはケーキ系のシルエットですね(笑)

≫映画館や劇場というのは、ナイス物件が未だ残っているところ多いようですね。
僕は中学生の頃はだいの映画小僧で、好きな映画を上映していれば、東京中彼方此方の映画館へ出掛けてました。
その当時出会った浅草の東京クラブの怪しげな雰囲気は、子供心に強烈な印象を残しましたが、今では見ることは出来ません。
都内では高田馬場の早稲田通り沿いに在る早稲田松竹と三軒茶屋の三軒茶屋中央劇場は以前にブログに写真を載せました。
奥秩父にも面白そうな映画館が在ると聞いているので、御盆休みにでも見に行こうと思っています。

≫劇場で一番見てみたい物件は「三函座」です。
検索してみましたが、とても面白そうな映画館ですね。
福島に行く機会はなかなか有りませんが、何としても見てみたい建物ですね。

今後ともよろしくお願いします。
  1. 2010/07/26(月) 09:44:30 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

去年の記事に対して、今ごろで申し訳ないですが、今日初めてブログを拝見したものでお許しください。
これは元は旭館という映画館(活動写真館)で、1925年築の建物ですね。設計・施工はいずれも不詳。エクスナレッジ刊の「中国・四国を歩こう」に出ています。
私が見たのは、もう10年以上前でしたが、当時からこんな感じでした。今もあるんでしょうか。
おっしゃるように再生されているといいですね。
  1. 2011/10/20(木) 13:05:50 |
  2. URL |
  3. むさこ #-
  4. [ 編集]

むさこさんへ

≫去年の記事に対して、今ごろで申し訳ないですが
とんでもありません。 貴重な情報を教えて頂き、ありがとうございます。
1925年に出来たと言うことは、築90年近い建物なんですね。
御世辞にもしっかりとした造りには見えず、どちらかという言えばバラック的な建物にも関わらず、よくぞ長生きしてくれていると思います。
「内子キネマ」と言う名前も、看板などが残っていた訳ではなく、吹けば飛ぶような張り紙があっただけなので、本当の名前かどうかの自信はありませんでしたが、竣工当時の名前を教えていただき感謝いたします。
「中国・四国を歩こう」は僕も持っている「近代建築散歩」の宮本和義さん著のようです。
ブックオフか神田の古本屋街で探してみます。
  1. 2011/10/20(木) 17:36:32 |
  2. URL |
  3. 凛太郎 #-
  4. [ 編集]

蛇足ながら

コメント、ありがとうございました。
蛇足ですが、「中国・四国を歩こう」は、月刊誌の「建築知識」に連載されていた「建築採集記」を地域ごとにまとめ直したものの1冊です。なので、時期ははっきりしませんが、90年代後半の「建築知識」のどれかに、宮本さんが内子に行った時の記事が出ているはずです。連載には、宮本さんの文章(エッセイっぽいものでしたが)がついていたので、もう少し情報があるかもしれません。ご参考まで。
  1. 2011/10/21(金) 00:17:41 |
  2. URL |
  3. むさこ #-
  4. [ 編集]

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