アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

堀商店 ( 堀ビル )

銀座から新橋へ向かいます。目的は新橋駅前の堀商店キングイーグルス新橋店(中和ビル)を見る為です。

( 撮影 / 2010・5・7 )
堀ビル①
JRの高架橋をくぐり、外堀通りを歩くと直ぐに、交差点の角切りを生かしたスクラッチタイル張りの曲線の美しい壁面と、王冠の様なギザギザのバラペット尖り屋根の塔屋のある堀商店が見えてきます。

    堀ビル②
    階段室の上部に見える塔屋
 
    堀ビル③
    極端な反りが付けられた、天を刺すような尖った屋根が目を引きます。

堀ビル④
つい扉を開けて、店内に入りたくなるような入口。
堀商店の扱うクラシックな扉用金物は、何度か仕事で使ったことがありますが、この建物は堀商店の扱っている味わいのある製品に相応しい建物だと思います。

      堀ビル⑥
柱を飾るレリーフはショーウィンドーに飾られたロートアイアンの面格子やクラシカルな木製扉にイメージがピッタリ!!

      堀ビル⑦
ねじり模様の柱は神田の丸石ビルや銀座2丁目のヨネイビルディングでも見られましたね。

      堀ビル⑧
      天を目指すかのような、上昇感を表すデザインが多い建物です。

堀ビル⑤
堀商店のファサードには、お馴染みのスクラッチタイルの他、御覧のように色々な装飾も見られる、実に楽しい建物です。

そしてもうひとつ、今まで銀座で見てきた昭和レトロな建物のほとんどは、一層分増築されていてしまい、設計者が意図したであろうシルエットプロフォーションが、今では見られなくなっていますが、堀商店は増築を行わずに当時のシルエットプロフォーションを失わずにいる点が評価されるべき点だと思うのです。
もしも、他の建物のように、もう一層増築されてしまっていたら、尖り屋根の塔屋の素晴らしさが失われてしまった事でしょう。
いや、それが分かっていたからこそ、増築しなかったのではないでしょうか ?

近代建築散歩によると、堀商店は1932年 ( 昭和7年 ) に公保敏男の設計で建てられました。

あまりに堀商店が素晴らしいので、堀商店のH.Pを貼っておきます。 ⇒ ≪堀商店≫

堀商店はとても素晴らしい建物でしたが、新橋に来たもう一つの目的だったキングイーグルス新橋店は見付けることが出来ませんでした。
これは去年の越後屋ビル、今年初めの博報堂旧本社屋の解体に続く大失敗ですが、後悔先に立たずです。


                
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テーマ:建物探訪 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2010/07/29(木) 08:24:56|
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