春日通りを渡って本郷1~2丁目に向かいました。
春日通り沿いを歩いていると、道の向こうに大きな銅板張りの看板建築を見付けました。

看板建築には間口が2間(3640mm)~3間(5460mm)の建物が多いのですが、この建物は間口4間(7280mm)もあり、目を引く派手な装飾はないものの、軒飾りに矩形の出っ張りを連続させたデンティル(歯飾り)が施されています。

信号が青になったので、横断歩道を中央分離帯近くまで戻ってもう一枚。
店名のロゴは外されていますが、薄っすらと痕が残ってます。
生 or 江 命 療 庫
と書かれていたのでしょうか?
向かって右の建物との間には、煉瓦で造ったウダツの名残のようなものも見えています。
道路側の一階には、耐力壁になりうる壁が見当たりません。
でも間口も広くて柱や梁も太そうです。
隣の家との隙間もなく、大きな地震が来ても、両隣りの建物にも支えられて、意外にビクともしないのかも知れません。
スポンサーサイト