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アクトデザイン凛太郎のブログ

住まいのこと、ネコのこと、身の回りのこと、今思うことを綴っていきます

築地散策ⅩⅦ 築地本願寺Ⅱ

築地散策の最終回は築地本願寺です。

築地本願寺①
築地本願寺
築地に来た時には、少々遠廻りになっても、必ず眺めてから帰るお気に入りの建物です。

設計者 / 伊東忠太
竣工年 / 1934年 ( 昭和9年 )
所在地 / 中央区築地3-15-1


築地本願寺②
インド仏教寺院建築様式と言われていますが、僕は伊東忠太様式ではないかと思っています。

詳しくは関連記事 ⇒ ≪こちら≫ をご覧ください。

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  1. 2012/09/23(日) 08:00:00|
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築地散策ⅩⅥ 築地電通ビル ( 旧電通本社ビル )

築地電通ビルの印象は、最近のガラス張りのオフィスビルに埋もれかけながらも、それでも異彩を放ち続ける無装飾のオフィスと言ったところでしょうか?  

  電通①
  築地電通ビル ( 旧電通本社ビル )

   設計者 / 丹下健三、都市建築設計研究所
   竣工年 / 1967年
  所在地 / 中央区築地1-11-10


電通②
丹下健三氏の設計したビルにしては珍しく、繊細さよりも力強さが(ゴツさ)が感じられる外観のデザインです。

電通③
スパン9メートル、中央コアシステムを採用を採用し最新の設備も導入したオフィスビルで、広さも銀座の旧社屋の5倍ちかくも確保しましたが、竣工後僅か4年ほどで手狭になり、周辺の14ヵ所に業務が分散し、 1994年には営業部門を等が聖路加タワーに移転しました。

電通④
2002年には汐留の電通本社ビルが完成し、現在は電通テックが入居しています。

柱型・梁型を表したデザインにも関わらず、香川県庁舎の様な日本建築の木組みのイメージが感じられないのは、梁の両端にハンチが付けられていることと、柱が8角形だからでしょうか?
梁に雨だれの汚れが付いていないのには、どんな工夫があるのか気になります。

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  1. 2012/09/22(土) 11:26:13|
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築地散策ⅩⅤ 聖路加国際病院 ・ トライスラー記念館 Ⅱ

築地に来れば聖路加国際病院築地本願寺に、立ち寄らない訳にはいきません。

まずは聖路加病院
聖路加病院②
聖路加国際病院旧棟

2度目の紹介なので関連記事 ⇒ ≪こちら≫ をご覧ください。

  聖路加病院①

  設計者 / アントニン・レーモンド ⇒ J・V・W・バーガミニィー
  竣工年 / 1928年 ( 昭和3年 )
  所在地 / 中央区明石町9-1


設計は途中でレーモンドからバーガミニーに変更され、レーモンドが当初実現しようとしたル・ランシー教会を模した、さらに背の高い装飾を排したモダンデザインの鐘棟の建設は幻に終わりました。

聖路加病院③
正面と裏側の印象は、全く異なります。


同じ敷地内に建つ
聖路加病院④
トライスラー記念館

ルドルフ・トライスラーは聖路加病院の初代院長であり、米国聖公会の宣教医師として日本に派遣されました。

聖路加病院⑤

設計者 / J・V・W・バーガミニィー
竣工年 / 1933年 ( 昭和8年 )
当初建設地 / 中央区明石町19番地
現在所在地 / 中央区明石町10番地


  聖路加病院⑥

聖路加病院⑦
トイスラー記念館は1933年 ( 昭和8年 )隅田川畔の明石町19番地に聖路加国際病院の宣教師館として建設されました。
設計者は米国人建築家のJ・V・W・バーガミニィー。構造はこの時期の住宅建築には珍しい鉄筋コンクリート造で一部は木造の2階建てです。
外観は、外部に柱や梁を表現したハーフティンバー風のデザイン。
室内はチューダー・ゴシック風のデザインで、玄関ホールやリビングなどに重厚な木の内装がみられます。

平成元年に解体工事が行われ、平成10年に現在地へと移築復元されました。

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  1. 2012/09/20(木) 10:30:37|
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築地散策ⅩⅣ カトリック築地教会聖堂

築地に残る沢山の看板建築出桁造りレトロな木造建築を紹介してきましたが、今日は聖路加病院の近くにひっそりと建つギリシャ神殿風のキリスト教会堂を紹介しましょう。

カトリック築地教会①
カトリック築地教会聖堂

4年前に聖路加病院を見に来た時も、この建物の前を通っていたのに、建物が敷地の奥まった場所に建っていた為に、樹木で隠れてしまい見過ごしてしまったようです。
この写真は今年の3月初旬に撮影したものなので、向かって右側の樹木 ( たぶん桜 ) に、まだ花も葉もなく見通しが良いので、奥の聖堂まで見通せます。

カトリック築地教会②

設計者 / ジロジアス神父 ( 石川音次郎 )
竣工年 / 1927年 ( 昭和2年 )
所在地 / 中央区明石町5-26


カトリック築地教会④

カトリック築地教会⑤

キリスト教の教会なのに、わざわざキリシャ神殿の代表格であるパルテノン神殿を模して造ったとは面白いですが、どう見ても石造鉄筋コンクリート造に見えるのに、多くの看板建築と同様に、モルタル造形の建物だったとは・・・?

カトリック築地教会③
6本のドリス式の柱のデザインは本格的です。
この写真だと、かなり立派な建物に見えますが、わりとこじんまりとした建物です。

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  1. 2012/09/19(水) 10:40:20|
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築地散策ⅩⅢ 築地2丁目 鉄板焼きクロサワ ・ コーヒーMAP 他

  昨日につづき、築地2丁目近辺レトロな建物を紹介します。

  トラヤ木村屋の建つ通りから、細い路地を覗き込んで見ると
  築地2丁目黒沢①
  鉄板焼きクロサワ
  細い路地の奥に、下見板張り入母屋屋根の木造家屋が見えます。

  \築地2丁目黒沢②
  レトロな雰囲気一杯の鉄板焼き屋さんでした。


  一本隣の路地にも
  築地2丁目N邸①
  N邸
  やはり奥にレトロな建物が見えます。  

  築地2丁目N邸②
  現在は住宅のようですが、元は店舗だったのかも知れません。



  鉄板焼きクロサワN邸の建つ細い路地を抜けた通りにも
  築地2丁目コーヒーMAP
  コーヒーMAP


トラヤ木村屋の建つ通りに戻ります。
築地1丁目宮川食鳥鶏卵
宮川食鳥鶏卵

設計者 / 不詳
竣工年 / 1930年 ( 昭和5年 ) 前後
所在地 / 中央区築地1丁目4


この堂々たる木造3階建の銅板葺の店舗も、いつもと変わらぬ姿を見せてくれました。

築地1丁目宮川食鳥鶏卵②
銅板葺の状態も良好のようです。

関連記事は ⇒ ≪こちら≫ をクリックしてください。
  

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  1. 2012/09/18(火) 08:00:00|
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築地散策ⅩⅡ 築地2丁目 トラヤ ・ 木村屋 ・ 旧福市だんご

東京メトロ日比谷線築地駅の在る新大橋通りまで戻り、今回の散策の出発地点の築地3丁目の交差点を、築地2丁目方向に曲がると、以前に紹介したことのある、懐かしい看板建築と再会することが出来ました。

築地2丁目木村屋①
木村屋 ・ 大野屋米店 ・ 旧福市だんご
そこには4年前と変わらぬ風景がありました。

  築地2丁目木村屋②
  木村屋
  4年前に見た時と全く変わっていません。

築地2丁目木村屋③
銀座木村屋総本店からの分家だそうで、創業は明治43年とか。
この建物は新しい建物の可能性が高いですが、気になるデザインの建物です。
  

  田中・福松邸
  旧福市だんご
銅板葺の看板建築 ( 今回の散策では撮り忘れたので、4年前の写真です。)
テントに「福市だんご」の文字が見えますが、住宅地図で確認すると、今は住宅として使われているようです。


  築地2丁目トラヤ①
  トラヤ  モダンなデザインのモルタル造形の看板建築

築地2丁目トラヤ②
肉眼では気が付きませんでしたが近代建築散歩によると、2階の窓はステンドグラスのようです。

設計者 / 不詳 
竣工年 / 大正末期
所在地 / 中央区築地2丁目9-5
  


  築地2丁目トラヤ③
  この写真は2008年に撮影したものです。 
  外壁は奇麗に塗り替えられ、テントも新しいものに取り換えたようです。 



  トラヤは奇麗にリニューアルされましたが、姿を消した建物もありす。
  築地2丁目 美容室築地
  美容室ツキジ ( この写真も2008年に撮影したものです。)

  設計者 / 不詳
  竣工年 / 大正末期 or 昭和初期
  所在地 / 中央区築地2丁目8-7

  
僕の見落としでなければ、トラヤ木村屋の並びに建っている筈の美容師ツキジはなかったような・・・?
アールデコ風デザインのモルタル造形看板建築の名作だと思っていたので、解体されてしまったとしたら残念です。
   

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  1. 2012/09/17(月) 11:11:45|
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築地散策ⅩⅠ 築地6丁目 中央築地郵便局 ・ ( 株 ) 麦飯石センター他

今回で築地6丁目レトロな建物を紹介するのは5回目です。
前回・前々回に紹介した建物は、大通りとは言えないものの、それなりの道幅のある道路に面して建っていたので、ノーチェックで散策中に偶然に見付けることが出来たのですが
  中央築地六郵便局①
  中央築地六郵便局

この建物は近代建築散歩にも記載されていて住所が分かっていたにも関わらず、幅員4m程度の狭い路地に面して建っていた為に、探すのに苦労してしまいました。

  中央築地六郵便局②
  
  設計者 / 不詳
  竣工年 / 1930年 ( 昭和5年 ) 頃
  所在地 / 中央区築地6-8-5


中央築地六郵便局③
近代建築散歩によると、「かつては金融を扱っていた郵便局は、銀行と同じように凝った意匠をもつ建物が多かった」そうですが、全面道路も狭く、敷地一杯に建てているので、装飾は彫りの浅いものになっています。

中央築地六郵便局④
外壁頂ぶ両サイドのテラコッタのように見えるタイルと、このモルタル造形のレリーフがこの建物特徴です。


そしてこの一角にも
(株)麦飯石センター
( 株 ) 麦飯石センター ・ 他

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  1. 2012/09/15(土) 10:55:53|
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築地散策Ⅹ 築地6丁目 ササヤ ・ 乾電気(株)

今日も築地6丁目の交差点築地7丁目のT字路の真ん中に在る四ッ角にの周辺に建つ、レトロな建物を紹介します。

昨日紹介した建物の向い建つ銅板葺の看板建築
ササヤ①
ササヤ

ササヤ②
ブルーのテントで銅板葺の外壁の大部分が隠れてしまっているのが残念です。

ササヤ③
出来ればテントを外したところを見てみたいです。


  ササヤの斜向かいには、出桁造りの建物が残っていました。
  乾電機(株) ① 
  乾電機(株)

   乾電機(株) ③
妻壁のトタン張りはともかくとして、軒下の木組や木製の肘掛手摺、銅製の雨樋などは、かなりいい状態で見ることが出来ます。



乾電機(株) ②
向って右奥にも、何棟もの出桁造りの建物が並んでいます。

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  1. 2012/09/14(金) 22:18:01|
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築地散策Ⅸ 築地6丁目 花キラリ特約店他

築地6丁目の交差点築地7丁目のT字路の真ん中に在る四ッ角にの周辺には、幾つものレトロな建物が残っていました。

築地6丁目6-6①
角地にモルタル造形の装飾が施された3階建の建物が在ります。
向って右隣の銅板葺の建物花キラリ特約店
さらに右隣にの出桁造りの建物も見えます。

  築地6丁目6-6\築地6丁目6-6②
常識的に考えると鉄筋コンクリート造鉄骨造なのでしょうが、この地域の常識で考えると、昭和初期に建てられた木造3階建と言うことになるのでしょう。

  築地6丁目6-6③
住宅地図で調べても、この建物の用途や世帯数は不明ですが、恐らく2戸長屋なのではないでしょうか?

それとこの建物は、銀座1丁目の柳通沿いで見付けた建物のデザインに似ている気がします。
銀座で見付けた建物は ⇒ ≪こちら≫ をご覧ください。

  築地6丁目6-6④
  この建物の特徴は軒飾りと正面中央の半円アーチ窓です。

築地6丁目6-6 ⑤
良く見ると半円アーチの下にモルタル造形の装飾が施されているようです。

築地6丁目6-6 ⑦ 築地6丁目6-6 ⑥     
軒飾り                      半円アーチの装飾


築地6丁目6-5 花きらり\花キラリ①
花キラリ特約店
間口3間の銅板葺の看板建築です。

            築地6丁目6-5 花きらり\花キラリ②
特別な装飾はありませんが、左右に戸袋があるのが嬉しいです。 戸袋飾りの紋様菱葺です。

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  1. 2012/09/13(木) 20:40:32|
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築地散策Ⅷ 築地6丁目 鍵屋 ・ 菊常商店 他

築地6丁目の2回目です。菊常商店鍵屋の在る4ッ角の周辺にも、沢山のレトロな建物が残っていました。

築地6丁目のレトロな建築群①
中央の角地のモルタル塗りの建物菊常商店
向かって右側の間口2軒の建物は鍵屋
左の奥には3階建の銅板葺の長屋も見えています。

  築地6丁目のレトロな建築群②
菊常商店には、目立った装飾はありませんが、戸袋飾りの様な銅板葺の扉が面白い。どこかの家の戸袋飾りを貰ってきたのかも知れません。

  鍵屋
  鍵屋  
  シンプルなシルエットが魅力です。

築地6丁目胴板葺3階建長屋
3階建の銅板葺の長屋
如何して許可になったのか分らない、もろの木造3階建です。

この建物の向かいにも
築地6丁目11-1レトロな建物群
改修された建物もありますが、なんともレトロな街並みです。

  菊常商店の建つ四ッ角の数件先にも
  築地6丁目I邸 ①
  Ⅰ邸 他
  木造2階建て間口2間のモルタル造形の2軒長屋

築地6丁目I邸 ②
この建物の特徴は、パラペット中央頭部の装飾です。
 

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  1. 2012/09/12(水) 22:00:00|
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築地散策Ⅶ 築地6丁目 ワカマツヤ洋品店

築地6丁目には、7丁目以上に沢山のレトロな建物が残っています。

ワカマツヤ洋品店①
ワカマツヤ洋品店

角地に建つ木造2階建の銅板葺の建物

設計者 / 不詳
竣工年 / 1930年 ( 昭和5年 ) 頃
所在地 / 中央区築地6丁目8-5


ワカマツヤ洋品店②
1階店舗のウインドゥには筋かいで耐震補強が施されています。

ワカマツヤ洋品店④
この建物の最大の特徴は、銅板を巻いた2階のバルコニー手摺のデザインと
隅切り部の開口部と、その上の出桁。
切妻屋根の出桁とは全く印象が異なり、どこか無国籍な面白いデザインに仕上がっています。

ワカマツヤ洋品店③
レトロな建物が数多く残っている築地でも、異彩を放つ建物です。

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  1. 2012/09/10(月) 08:00:00|
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築地散策Ⅵ 築地7丁目 出桁の建物② + 旧珍味森下

  築地7丁目には、他にも出桁造りの建物が残ってます。

  築地7丁目M邸
  築地7丁目M邸

この建物も、元は店舗併用の住宅だったと思われます。
昨日紹介したM邸とは違って、窓に縦格子は施されてはいませんが、木製の肘掛手摺がいい味を出しています。


築地7丁目中央食品(株)水産部
中央食品(株)水産部
明からかに軒先が分厚く改修されています。改修によって隠されてしまっただけで、この建物も元は銅板葺の出桁造りだったのかも知れません?


  築地7丁目に在るのは、出桁造り銅板葺の建物ばかりではありません。
  珍味森下①
  旧珍味森下

  ストリートビューで見てみると、壁に森下と書かれた看板が確認出来ます。
  住宅地図で確認すると「珍味森下」と記載されていました。

珍味森下②
この紋様以外には、目立った装飾は施されていませんが、間口2間・木造2階建てのモルタル造形の看板建築です。

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  1. 2012/09/09(日) 08:00:00|
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築地散策Ⅴ 築地7丁目 出桁の建物①

  築地7丁目に在るレトロな建物は銅板葺きの看板建築だけではありません。

  築地7丁目10 H邸①
  築地7丁目H邸
  この建物も藤森照信さん著の「看板建築」に載ってる出桁造りの建物です。

  築地7丁目10 H邸②
元は海産物問屋を営んでいたそうですが、本に載った当時から、既に廃業していたようです。
繊細な縦格子が風情を醸し出してます。

築地7丁目10 H邸③
出桁造りの建物は、左右対称のデザインが多いと思うのですが、向かって右側が半間ほどセットバックしており、物干し台が設置してあります。

  築地7丁目10 H邸④
  雨樋は銅製で、化粧じょうごには家紋が施されています。
  

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  1. 2012/09/08(土) 09:25:53|
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築地散策Ⅳ 築地7丁目 キャンブレル屋根の長屋

  今日紹介する建物も、築地7丁目の建物です。

  築地7丁目キャンブレン屋根の長屋①
  築地7丁目銅板葺キャンブレル屋根の2棟長屋

この建物は藤森照信さん著の「看板建築」に載っています。
「看板建築」に載っている写真では、建物全体が銅版葺ですが、御覧のように向かって右の住戸は改修されて、サイディング張りになっています。
現在は左右共に専用の住居のようですが、「看板建築」に載っている写真では、も向かって左側は牛乳の販売店でした。
恐らく竣工当時は、左右両住戸共に店舗だったのだと思います。

  築地7丁目キャンブレン屋根の長屋②
  銅板の状態は良好とは言い難いので、改修されてしまうかも知れません。

 築地7丁目キャンブレン屋根の長屋④  築地7丁目キャンブレン屋根の長屋③ 
 戸袋飾りの紋様は、3階が菱葺     2階は網代( 桧垣 )

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  1. 2012/09/07(金) 22:53:00|
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築地散策Ⅲ 築地7丁目 つきぢ亀屋

同じ築地7丁目でも裏道の様な細い路地裏で、見事な銅板葺の看板建築を見付けました。

  築地7丁目14-7亀屋\亀屋①
  つきぢ 亀屋  所在地 / 中央区築地7丁目14-7

側面が銅板葺ではなく、奇麗に改修されているのは少々残念ですが、正面の銅板が実に素晴らしい。

  築地7丁目14-7亀屋\亀屋②
  おでん屋さんのようなので、冬になったら食べに行こうと思ってます。

  築地7丁目14-7亀屋\亀屋③
  2階窓の戸袋飾りの銅板が実に繊細で、見ていてうっとりします。
  上部が一文字葺で下部が菱葺
  決して珍しい紋様ではありませんが、紋様一つ一つの細い造りが見所です。
  窓に掛けられたもいい味を出してます。

  築地7丁目14-7亀屋\亀屋④
  1階窓の戸袋飾り
  この紋様は何葺と言うのでしょう?
  紋様の名前は分かりませんが、状態も良く見事です。

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  1. 2012/09/05(水) 08:00:00|
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築地散策Ⅱ 築地7丁目あかつき公園前に建つ銅板葺の建物

聖ルカ通りを聖路加病院方向に歩き、聖路加病院前の交差点を右折し、あかつき公園を通り過ぎた角地に
築地7丁目10-1ユニバース①
銅板葺の建物が2棟並んで残っています。

築地7丁目10-1ユニバース②
H邸 湯浅屋
角地に建つ木造2階建て銅板葺の建物、屋根は寄棟の和瓦葺。
道路側の外壁の立ち上げが無いので、看板建築とは言えないと思います。
 
  築地7丁目10-1ユニバース③
  クリーニング ユニバース築地店  喫茶 ドッホ

  築地7丁目10-1ユニバース④
  二間半程度の間口しかないにも関わらず、店舗が二店も営業しています。

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  1. 2012/09/04(火) 08:00:00|
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築地散策Ⅰ 築地3丁目交差点近くの銅板葺の建物

築地近辺の建物は、今までにも何回か紹介してきましたが、今回は何時取り壊されてしまうか分らない、看板建築を中心に紹介したいと思います。

地下鉄日比谷線の築地駅の階段を上がると、新大橋通りの築地三丁目の交差点に出ます。
  築地2丁目10キャンブレン屋根の銅板葺建物
築地三丁目の交差点のすぐ近くの築地二丁目10に、キャンブレル屋根を持つ銅板葺の看板建築を見付けました。
元は店舗だったと思われますが、テントはすでにボロボロで営業をしている様子はありません。2・3階の住居部分も人が住んでいるかは分りません。


築地三丁目の交差点から、少し聖路加病院方向に進むと
築地3丁目4須田商店①
須田商店・Ⅰ邸
角地に建つ木造二階建て寄棟屋根・銅板葺の店舗兼住居

築地3丁目4須田商店②
外壁の立ち上がり部分が無いので、看板建築とは言えないかもしれませんが、現役の銅板葺の建物です。

築地3丁目4須田商店③  築地3丁目4須田商店④
窓の戸袋飾りは菱葺。玄関にも雨戸があって、こちらの戸袋飾りは亀甲葺です。

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  1. 2012/09/03(月) 08:00:00|
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錦糸町~浅草散策Ⅳ 東武浅草駅

旧安田貯蓄銀行本所支店を後にし、大横川親水公園を通って東京スカイツリーを見学。
ビールで喉を潤してから浅草に向かいました。

  東京スカイツリーアサヒスーパードライホールの写真は ⇒ ≪こちら≫

  東武浅草駅②
  東武浅草駅

  設計者 / 久野節
  竣工年 / 1931年 ( 昭和6年 )
  所在地 / 台東区花川戸1-4


設計者の久野節は鉄道省の初代建築課長で、初めて利用する人でも迷うことがないように複雑な構造を避け、入口からホームまで一直線に結ぶ構造になっていると言う。

東武浅草駅③
このクラシックな建物を見て、しばらく浅草に行っていない方は驚いたのではないでしょうか?
昭和初期に流行したアール・デコ様式の地上7階・地下1階の大規模建築でしたが、1974年に外壁周囲にアルミのルーバーが取り付けられ、建物の外観は、全く違うものになっていました。

東武浅草駅④
1974年からつい最近までの東武浅草駅

東武浅草駅①
今年(2012年)5月には、東京スカイツリーの開業に合わせ、耐震補強工事を含むリニューアル工事が竣工し、建設当時のシンボルだった大時計も復活させました。
 

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  1. 2012/09/02(日) 12:48:23|
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錦糸町~浅草散策 Ⅲ 旧安田貯蓄銀行 本所支店

法恩寺橋を渡ると、錦糸中学入口の交差点に、ドリス式のオーダーを持つ、西洋様式建築が見えてきます。
旧安田貯蓄銀行②
旧安田貯蓄銀行 本所支店

現在は貸事務所の貼紙がしてありますが、つい最近まではアパレルメーカーのBLUE CORNが使用していました。

  旧安田貯蓄銀行①
角地を上手く活かしたデザインで、何と言っても6本 + α のドリス式の付柱が特徴です。

旧安田貯蓄銀行④
向かって右端の柱だけは、外壁に埋まって1/4も見えていないですね。
こんな中途半端な見せ方なら、無い方がかえってすっきりする気もします。

  旧安田貯蓄銀行⑤
ギリシャ・ドリス式には本来は基壇部はなく、直接地面に建てるのですが、全体のデザインはやはりギリシャ・ドリスを模しているのだと思います。

  旧安田貯蓄銀行⑥

  設計者 / 不詳
  竣工年 / 1923年 ( 大正12年 )
  所在地 / 墨田区石原4丁目26-11


これ程の建物にも関わらず、設計者は不詳です。
この建物は、墨田区で現存する最古の鉄筋コンクリート造の建物で、戦火にも見事に耐え抜きました。

旧安田貯蓄銀行③
現在は空ビルですが、建物は大変奇麗に見えます。
重厚感がありながら、飽きの来ない親しみやすいデザインなので、今までにも色々な使われ方をしたようです。
ざっと調べただけでも
安田貯蓄銀行本所支店 日本貯蓄銀行本所支店 協和銀行本所支店 内田(株)本所倉庫 FDNY本店  BLUE CORN本店 と家主を変えながらも、この地で永く親しまれて来ました。
一日も早く、新しい家主がみつかり、一年でも永く、この地で愛され続けることを祈ります。

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  1. 2012/08/30(木) 08:00:00|
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錦糸町~浅草散策 Ⅱ 法恩寺橋

甘味茶屋時代屋小林時計店を通り過ぎ、蔵前橋通りをもう少し西に歩くとレトロな風情の橋が見えて来ました。
法恩寺橋①
ひらがなでほうおんじばしと書いてあります。
橋の欄干( 親柱 )に埋め込まれた照明のは、騎士の鉄兜のようにも見えます。

  法恩寺橋③
  こちらの欄干には、漢字で法恩寺橋と書いてありますね。

設計者 / 復興局
竣工年 / 1924年 ( 大正13年 )
所在地 / 墨田区石原4丁目


親柱のデザインは山田守設計の東京中央電話局の塔屋に似ていると言われているようですが、そう言われると確かに似ています。
山田守は震災後に復興局橋梁課嘱託となり、山口文象嘱託技師の立場で実際には多くの橋の設計に携わったそうです。
山田の作風が橋を設計した山口に影響を与えたとも言われているようですが、表現主義が当時の流行のデザインだったと言う事なのでしょう。

  法恩寺橋②
  法恩寺橋越しに、東京スカイツリーを見る。

橋の下は大横川親水公園です。 
かつては下を横川が流れていましたが、埋め立てられ親水公園に生まれ変わっています。
橋の中央部分は1982年(昭和57年)に改修されています。

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  1. 2012/08/29(水) 08:00:09|
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錦糸町~浅草散策 Ⅰ 甘味茶屋 時代屋 ・ 小林時計店

6月に東京スカイツリーを見に行った時に、JR錦糸町駅から浅草までを散策した時に出会った建物を紹介します。

蔵前橋通り沿いの太平三丁目辺りでレトロな喫茶店を見付けました。
太平3丁目甘味茶屋時代屋①
甘味茶屋 時代屋

時代屋と言う店名が建物のレトロな雰囲気にぴったりです。
学生の頃、直木賞を授賞した村松友視さんの「時代屋の女房」と言う小説を思い出します。
映画にもなって、確か夏目雅子さんが出てました。

  その隣にも
  太平3丁目小林時計店①
  小林時計店
 
残念ながら廃業してしまったようですが、間口二間の木造二階建てのモルタル造形の看板建築です。
 
  太平3丁目小林時計店②
  建物の状態は、外から見る限りは良好に見えます。


  時代屋の在る角からは
  太平3丁目スカイツリー
  東京スカイツリーを見ることが出来ます。

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  1. 2012/08/28(火) 10:05:52|
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佃 ・ 月島散策 Ⅶ 月島西仲通り商店街

今日は月島一丁目から三丁目まで続く、月島西仲通り商店街 ( もんじゃストリート )沿いに建つレトロな建物を紹介します。ただし、写真は3年前に撮ったものなので、町の様子は少し変わっているかも知れません。

月島もんじゃ街①
わずか500メートル程度の商店街に、数十軒ものもんじゃ焼き店が、軒を連ねて営業しています。

月島もんじゃ街②
アーケードは雨に濡れずに、美味しいもんじゃ焼き店を探して歩くには、とても便利なのですが、僕の様な建物好きにとっては、とても邪魔な存在です。

月島もんじゃ街③
うっかりすると、この建物のような面白い装飾の建物を、見逃してしまうからです。

月島もんじゃ街④
もんじゃ 麦

今はモンジャ焼き屋さんになっていますが、昔はおもちゃやだったようです。

月島もんじゃ街⑤
ダルマが看板の建物は例外として、この商店街の建物の特徴は、店名以外は特別な装飾のない、モルタル造形の看板建築が多いことです。そして、間口はどの店も2間程度。

月島もんじゃ街⑥

月島もんじゃ街⑧

月島もんじゃ街⑨

月島もんじゃ街⑩

  月島もんじゃ街⑬

月島もんじゃ街⑭
これは商店街をちょっと清澄通り側に曲がったところの建物です。

  月島もんじゃ街⑪
  勿論、何軒かは例外は在るようです。

  月島もんじゃ街⑫


月島もんじゃ街⑯
これも例外の一つ。 細長い交番です。 たぶん鉄筋コンクリート造だと思います。

  月島もんじゃ街⑰

商店街を外れて狭い路地を入って行くと
月島もんじゃ街⑮
こんな情緒あふれる風景とも出会えます。

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  1. 2012/08/23(木) 10:03:38|
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佃 ・ 月島散策 Ⅵ 茶月 ・ こっさ

清澄通りを月島方面に数分歩くと、またもや銅板葺の看板建築出桁造りの建物が並んで建っている場所があります。

  \月島三丁目茶月・こっさ①
  向って左側の銅板葺の看板建築茶月  
  向かって右側の出桁造りの建物こっさ

  月島三丁目茶月・こっさ②
茶月の方はの1階部分はすっかり改修されて、見るべきところは残っていません。

  月島三丁目茶月・こっさ③
  2階の銅板葺はなかなか見事です。

月島三丁目茶月・こっさ④
肘掛手摺はアルミ製のようですが、スダレで隠れているのであまり気になりません。
頭部の網代(桧垣)模様が目を引きます。

  月島三丁目茶月・こっさ⑥
  菱型と花びらを織り交ぜたような、雨戸飾りの模様は何と言う紋様なのでしょう?

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  1. 2012/08/22(水) 09:36:16|
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佃 ・ 月島散策 Ⅴ

佃二丁目の清澄通り沿いでも、銅板葺の看板建築出桁造りの建物が並んでいるのを見付けました。

佃二丁目清澄通り沿いの建物①
朱色の建物は、どう見ても当時としては違反建築である木造三階建てです。


  佃二丁目清澄通り沿いの建物②
 朱色にペイントされていますが、元は銅板葺の看板建築だったと思われます。

佃二丁目清澄通り沿いの建物③
両端の雨戸の戸袋は菱葺、まん中の戸袋は網代(桧垣)紋様です。

隣の切妻屋根の建物には
佃二丁目清澄通り沿いの建物④
かなり立派な出桁が見えます。

増築されたと思われるスチール製のバルコニーで良く見えませんが、こちらの雨戸の戸袋は
  佃二丁目清澄通り沿いの建物⑤
  七宝紋様のようです。

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  1. 2012/08/21(火) 08:00:00|
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佃 ・ 月島散策 Ⅳ 佃3丁目出桁造りの長屋 他

佃大通りを南下し、直交する清澄通りを渡ります。

佃の長屋①
佃3丁目出桁造りの長屋

この長屋は2間間口で5世帯並んでいます。
5世帯連続しているのではなく、2戸・1戸・2戸に分かれているように見えます。

佃の長屋②
出桁造りの建物看板建築と同様に、木造の店舗併用の住宅なのですが、この長屋は店舗併用ではなく、専用の長屋住居のように見えます。

佃の長屋③
右端のヘアサロンは改修によるものではないでしょうか?

佃の長屋④
左端の二戸一の棟
玄関の引き違い扉はアルミ製に改修されていますが、左の住戸は二階の雨戸戸袋や肘掛手摺はオリジナルのままかも知れません。
木製の格子にも、情緒を感じます。

  佃三丁目2の出桁住宅
  5戸長屋の斜向かいにも、そっくりな出桁造りの住宅を見付けました。

  高津工務店
並びに建つ工務店も、正面はすっかり改修されていますが、側面を見るととても似ていることが分かります。
もしかするとこの通りには、同じ造りの出桁造りの住宅が向かいあって並び建っていたのかも知れません。


近くの佃郵便局の近くにも、出桁造りの建物ではないものの、ちょっとレトロな建物を見付けました。
  ○医院
  現役の医院がどうかは分かりませんが、モダンな感じの建物です。


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  1. 2012/08/20(月) 08:00:00|
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佃 ・ 月島散策 Ⅲ 高瀬家住宅 他

  今日も佃大通り沿いのレトロな建物を紹介します。
  長谷部精米店⑧
佃2丁目の銅板葺の看板建築。 見たところ酒屋の倉庫のようです。
2階まにしか開口部はないようですが、建物の高さは隣の3階建の建物より高く見えます。
中島商店長谷部精米店とは佃大通りをはさんで向かい側に建っています。

  長谷部精米店⑨
上の写真だと銅板葺の状態はあまり良くないように見えますが、この建物も雨戸の戸袋飾り霧除け庇の銅板の板金細工は見事です。

  長谷部精米店⑩
  この戸袋飾りの紋様は網代(桧垣)

  長谷部精米店⑪
  高瀬家住宅

佃大通り沿いや近辺には他にも沢山のレトロな建物、とくに出桁造りの建物が多く残っていますが、その中でもこの高瀬家住宅中央区民有形文化財にも指定されている、二階建て木造店舗併用住宅です。
この住宅は、1931年( 昭和6年 )雑貨商を営むために建てられました。
一階正面が間口三間半の店舗で、二階の軒下に出桁造りが見られ、また二階窓の左右には、ここでも銅板葺の戸袋飾りを見ることが出来ます。

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  1. 2012/08/19(日) 08:00:00|
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佃 ・ 月島散策 Ⅱ 長谷部精米店 他 

佃大通りには、他にもレトロな建物が沢山残っています。

長谷部精米店①
手前から2棟目、黄色テントの建物が、今日紹介する長谷部精米店です。

長谷部精米店③
前回紹介した中島商会の2棟右隣りが長谷部精米店

長谷部精米店②
一階は全て改修済みで、見るべきものは残っていません。

長谷部精米店④
二階の雨戸の戸袋やテント上の庇の銅板葺きが見事な出桁造りの二階建て木造店舗併用住宅です。

  長谷部精米店⑤
  残念ながら、手摺で戸袋の細工が良く見えませんね。

  長谷部精米店⑥
  目一杯アップにしてみました。 珍しい松皮菱紋様です。

長谷部精米店⑦
霧よけ庇の銅板葺きの文様は七宝つなぎです。

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  1. 2012/08/18(土) 11:31:24|
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佃 ・ 月島散策 Ⅰ 中島商会

今、勝鬨でリフォームの仕事をしているので、現場に行くついでに隣駅の月島迄、足を延ばしてみました。

  中島商会⑥
  中島商会
清洲通りと直交する佃大通りには、あちこちに銅板葺の看板建築出桁造りの建物が残っています。
その中でも、一際目に着くのがこの中島商会です。

  中島商会②
間口が三間あり、1階にもちゃんと壁があるので、見た目の安定感があります。
看板建築は1階が店舗なので、道路側は全て開口部になっていることが多いのです。

  中島商会④
頭部の銅板は改修でペイントした塗装が禿げたのでしょうか? 白っぽくなっているが気になりますが、頭部以外の銅板の状態はいいようです。

中島商会③
少々痛みは目に付きますが、2階の窓と手摺は木製で、オリジナルかと思われます。
中島商会のロゴもちゃんと残っているのも嬉しいですが、左から書かれているので、ロゴは戦後のものかも知れません。

  中島商会⑤
それに何と言っても、雨戸の戸袋が見事です。
上部には亀甲崩し、下部には網代(桧垣)紋様が施されています。
また、ただの戸袋とは異なり、霧除け庇と一体化したデザインで柱型の様にも見えます。
職人の技能の高さや拘りを見付けるのは、看板建築探しの楽しみの醍醐味です。

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  1. 2012/08/16(木) 10:57:44|
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千葉トヨペット本社 ( 旧日本勧業銀行本店 )

千葉市稲毛で、もう一棟紹介する建物が在ります。

一見、銭湯か和風旅館に見えるかも知れませんが
千葉トヨペット①
千葉トヨペット本社 ( 旧日本勧業銀行本店 )

どう見ても、自動車販売会社の社屋にも、銀行建築にも見えませんよね。

設計者 / 妻木頼黄 武田五一
竣工年 / 1899年 ( 明治32年 )
所在地 / 千葉市美浜区稲毛海岸4-5-1
国登録有形文化財


  千葉トヨペット②
設計者が妻木頼黄武田五一と言う、超大物建築家だったとは、驚きです。
建設当時としては最新のアールヌーボーゼツェシオンのデザインを建築に取り入れた建物だったそうですが、外観からは分かりません。

千葉トヨペット③
さらに、この建物が、稲毛の地に来るまでには、長い道のりがあったようです。

1899年 / 千代田区内幸町に日本勧業銀行本店として竣工
1926年 / 千葉県習志野市に京成電鉄直営の谷津遊園内に娯楽場、食道等として利用
1940年 / 千葉市役所庁舎として移築。
1965年 / 千葉トヨペットが現在地に復元・再建


  千葉トヨペット④
1997年には国の登録有形文化財にも指定され、平等院鳳凰堂に形が似ていることから、社員からは「10円玉社屋」と呼ばれて、親しまれているようです。

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  1. 2012/08/13(月) 12:10:21|
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千葉市ゆかりの家 ・ いなげ

旧神谷伝兵衛稲毛別荘から徒歩5分ほどの所に千葉市ゆかりの家 ・ いなげ は在ります。

ゆかりの家① 
千葉市ゆかりの家 ・ いなげ

ゆかりの家②
御覧のように、一見するだけでは特に何の特徴もない平屋の日本家屋で、建物の経歴を知らなかったら、通り過ぎてしまうでしょう。
なんとこの住宅は、あのラストエンペラー の実弟 愛新覚羅溥傑仮寓 だったのです。

「明治中期以降、避暑地として多くの文人墨客が訪れた稲毛は、海岸線の松林を中心に別荘・別邸が建てられ、この「ゆかりの家・稲毛」もその一つです。この家は、中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の実弟である溥傑夫婦が、成婚間もない昭和12年に半年ほど居を構えた、風情ある建物です。」
( ゆかりの家 パンフレット参照 )


ゆかりの家③
右翼 ( 和室 和室 洋室 離れ )
設計者 / 不詳
竣工年 / 明治中期
所在地 / 千葉市稲毛区稲毛1-16-12


ゆかりの家④
左翼 ( 和室 和室 )
道路側の質素な外観とはやや印象の違う、なかなか立派な庭園です。

ゆかりの家⑥
屋根には鯱 ( シャチホコ ) まで乗っていました。

  庭から見て、左翼の部屋から見ていきましょう。
  ゆかりの家⑬
  左端の和室から庭を見る。

室内も、けして質素な造りではないようです。
ゆかりの家⑦
左翼見通し。 左翼は和室が2室。 接客の空間だと思います。
多くの床の間や建具の欄間、照明器具も見応えがあります。

ゆかりの家⑨
左端の和室
赤みがった格天井とモダンな照明器具。 床の間も立派です。

  ゆかりの家⑩
  左翼玄関側の和室
  左端の和室と天井や照明器具が似たデザインです。

  ゆかりの家⑪
  右翼玄関側の和室。 右翼は和室2室と洋室1室です。
  この部屋は恐らく生活空間の中心になっていた部屋だと思います。

  ゆかりの家⑫
  この住宅唯一の洋室。

  ゆかりの家⑤
  洋室の外観

ゆかりの家⑭
右翼側に配置された濡縁を持つ和室の離れ。 

ゆかりの家⑧
この部屋にも立派な床の間があり、地袋の後ろの壁には下地窓が開けられています。

ゆかりの家⑰
縁側引き戸の欄間

ゆかりの家⑯
右翼和室の欄間

ゆかりの家⑮
左翼和室の欄間

ゆかりの家⑱
縁側の照明器具

道路から見た外観からは想像の出来ない、見どころ一杯の建物でした。

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  1. 2012/08/12(日) 23:19:39|
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